星の教室

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758414784
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

明日をあきらめない、人生を手放さない。

主人公の潤間さやかは、中学の卒業証書を受け取っていない。
義務教育さえまともに終えていないという枷が、社会でも家庭内でも、さやかを生き辛くさせていた。
しかし、ある日、さやかは夜間中学という存在を知る。
それは、戦争や貧しさや病など、さまざまな事情で義務教育を終えられなかった大人たちの集う学校だった。
二十歳の春、さやかは河堀夜間中学への入学を果たす。
仲間たちに支えられて過ごす日々が、学校や親への不信で雁字搦めだったさやかの心を解きほぐしていく。
やがて、さやかには密かに叶えたい、という夢が芽生え始めるのだが……。

「みをつくし料理帖」「あきない世傳 金と銀」などのベストセラー作家が、『一歩踏み出したい』と願うすべての人々に贈る、心を揺さぶる物語。

内容説明

主人公の潤間さやかは、中学の卒業証書を受け取っていない。義務教育さえまともに終えていないという枷が、社会でも家庭内でも、さやかを生き辛くさせていた。しかし、ある日、さやかは夜間中学という存在を知る。それは、戦争や貧しさや病など、さまざまな事情で義務教育を終えられなかった大人たちの集う学校だった。二十歳の春、さやかは河堀夜間中学への入学を果たす。仲間たちに支えられて過ごす日々が、学校や親への不信で雁字搦めだったさやかの心を解きほぐしていく。やがて、さやかには密かに叶えたい、という夢が芽生え始めるのだが…。

著者等紹介

〓田郁[タカダカオル]
兵庫県宝塚市生まれ。中央大学法学部卒。1993年、集英社レディスコミック『YOU』にて漫画原作者(ペンネーム・川富士立夏)としてデビュー。2008年、小説家としてデビューする。2013年『銀二貫』で第1回大阪ほんま本大賞を受賞し、2022年には第10回となる同賞の大賞を『ふるさと銀河線―軌道春秋―』で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

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starbro

254
高田 郁、2作目です。本書は、夜間中学青春譚の感動作でした。今年のBEST20候補、本屋大賞にもノミネートされそうです。本書で、夜間中学の存在を初めて知りました。 http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=74202025/03/18

いつでも母さん

194
第一章で流れた涙とその後の章を読んでの涙は違う。最終章で頬を伝った涙も違う・・高田郁に何度も泣かされた本作、なんとステキなタイトルなんだ。心振るえるこの想いを沢山の方に伝えたい。「絶対に読んで!」再生なんて言葉じゃ足りない。人って残酷な一面があるのは体験してるけれど、優しくて強くて、ひたむきな面もあるのを今回も感じさせてくれる。『学び』とは、誰にも奪われないものを自分の中に蓄えること・・河堀夜間中学に集うみんなの「幸せ、願う。」沢山の「まだ見ぬ、君」がいるのだなぁ。あぁ、続きが読みたい。2025/03/05

Sato19601027

187
読んでいる最中から、涙が止まらない。もう嗚咽状態で、この姿は誰にも見せられない。主人公は、いじめにより、中学校を不登校のまま過ごし、卒業出来なかった潤間さやか。バイトをしているレンタルビデオ店で映画「学校」を知り、地元の夜間中学を訪れる。夜間照明に照らされた校庭では、年齢の異なる生徒が楽しそうに体育の授業を受ける姿があった。物語のテーマは「家族」、戦争によって生き別れになった人、全ての家族を失った人、不登校から両親との確執が続いている人、来日して新しい家族を持った人。入学してからの様々な体験が綴られる。2025/02/19

おしゃべりメガネ

180
『みをつくし』&『あきない』シリーズがあまりにも偉大すぎて、すっかり時代小説のイメージしかないに等しい作者さんの珍しい現代モノ作品です。もちろん『ふるさと~』もあるので現代、時代問わず素晴らしい作品を書かれてますが、本作もやはりさすが高田さんな作品でした。中学生の頃に壮絶なイジメにあい、不登校のまま退学せざるを得なかった「さやか」は二十歳になり、これまでの様々な思いから再び学校へと通う決意をし『夜間学校』へと入学します。そこで出会った人々との繋がりが傷ついていた彼女のココロを徐々にほぐしていくことに。2025/03/14

hiace9000

167
「『学び』とは誰にも奪われないものを自分の中に蓄えること」。様々な理由で義務教育を終えられなかった大人の集う2001年当時の夜間中学校が舞台。中学校の頃いじめが原因で不登校となった潤間さやかは二十歳の春、河堀夜間中学校に入学。老若男女様々な仲間と出会い、生活の労苦に向き合いながらも学びの中で夢を育む仲間の姿に触れ、固く閉ざした彼女の心はゆっくりとほぐれていく。明日を諦めず、人生を手放さない強い思いを、人情派時代小説の名手・髙田さんは優しく温かな筆致で紡ぎあげる。春四月、新しい一歩を踏み出させてくれる良作。2025/04/14

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