歌うように伝えたい―人生を中断した私の再生と希望

個数:

歌うように伝えたい―人生を中断した私の再生と希望

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年09月01日 10時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758413800
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

それでも私たちは生きていく。闘病、リハビリ、俳優としての復活。
あの人たち、この人たちを想う。俳優・塩見三省が贈る珠玉の書き下ろしエッセイ集。

<「前書きとして」より>
震災や台風、そして病によって、私のようにある日突然日常が奪われ、人生を中断せざるをえなくなり、
呆然とした人たちがその苦しみの中から立ち上がり、復活と再生をするため、懸命に生きる姿を意識して書くことによって、
苦しみと闘っているのは私一人ではないという気持ちが生まれてきたのである。

内容説明

脳出血、闘病、リハビリ、俳優としての復活。あの人たち、この人たちを想う。珠玉の書き下ろしエッセイ集。

目次

第1章 私の病との闘い―「人生が中断する」ということ、立ち直るということ
第2章 病と共に生きるとは―記憶 私の走馬灯
第3章 あの人たちを想う―いつまでも忘れないということ
第4章 この人たちと生きる―生きることへの支えとして
第5章 夕暮れ時が一番好きだ―気持ちが良いのは少し寂しいくらいの時でもある
第6章 静寂と修羅―北野武監督 生き残るということ

著者等紹介

塩見三省[シオミサンセイ]
俳優。1948年生まれ、京都府出身。同志社大学卒業。舞台を中心に活動を始める。1989年より、つかこうへい作・演出の舞台『今日子』『幕末純情伝』『熱海殺人事件~塩見三省スペシャル』の3連作に出演。1991年、『12人の優しい日本人』を機に映像作品にも活動の場を広げ、2005年、映画『樹の海』で第15回日本映画批評家大賞・助演男優賞受賞。映画『Love Letter』『アウトレイジ ビヨンド』などに出演し幅広く活躍、連続テレビ小説『あまちゃん』の「琥珀の勉さん」役で人気を博した。2014年に病に倒れるも、懸命なリハビリの後、2017年、映画『アウトレイジ 最終章』で復活を果たし、第39回ヨコハマ映画祭・助演男優賞、第27回東京スポーツ映画大賞・主演男優賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

25
ピンチはピンチと、割りきることのできないあたりが、現実だろうか。それでも、静かに確実に前へと進んでいるのは、お見事だし、若い人に言われてチャレンジしたというのが、よい。アウトレイジが、背中を押しているのが面映ゆい。2025/06/26

おおにし

25
『あまちゃん』の「琥珀の勉さん」こと塩見三省さんが脳出血で左半身不随となり、リハビリ闘病生活を経て俳優に復帰されていたということは知らなかった。不随となった身体から発せられる絶え間のない苦痛を紛らわせるために、指一本で一文字ずつ綴ったエッセーは、どれも塩見さんの心情がほとばしる感動的な文章だ。リハビリ師匠である長嶋茂雄にはずいぶん励まされたそうだ。その長嶋の言葉『一生懸命にやればできるようになり、もっと一生懸命やれば楽しくなる。そしてもっともっと一生懸命やれば、誰かが助けてくれる』が私の心にも残った。2021/10/11

りえこ

15
養成所の時に劇団のアトリエ公演で塩見三省さんの舞台を観て、それが最後の舞台だったのかと知りました。脳卒中を調べていて塩見さんの本を見つけて読みました。病気の事は人により症状が違ったりするけれど、感じることや考える事や俳優の仕事に関して、とても力をもらいました。共感したり、違う見方を教わったりして、苦しみの中にもキラキラしたものがあると感じました。2024/03/06

niaomi

13
なんと濃い素晴らしい内容だったことか!飾らず自然な文章でご本人の気持ちが表現されていた。歌うように伝えたい、タイトルの通りに(本当は大変な体験を)軽やかに読者に届けてくださったように思う。塩見三省さんと大好きな作家さんの高田郁先生が繋がっていたのも嬉しい発見だった。巻末解説もとても温かい。星野源さんの帯も友情たっぷり。2021/07/31

spatz

13
私は、ある日突然、日常を絶たれた人たちの側の者として彼らと共に生きていることを意識しながら書いてきたつもりである。そして、自分は一人ではないという実感が陽の光が射し込む場所へ導くのだ、と信じている。ただ半分の脳が書かせているため、景色、人々、雑観など、楽しんで貰おうと思っている項目もどこか歪んでいる。この私のリアルが面白いなと思って読んでくださるのが一番の幸いである。2021年5月塩見三省 #NetGalleyJP。現場で再開した星野源さんに、書いたら、と言われたことがきっかけのひとつだったとあった。2021/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18117020
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品