内容説明
美しい水俣の海が水銀で汚されて…さかなに、貝に、ネコに、人間に異変がおきた!“水俣病”におかされながらも、自らのうけた障害をのりこえて精一杯生き続けようとする若者群を描くドキュメンタリー。
目次
三毛ネコが海にとんだ
白いおばけ
大学病院
ほほえむおとめ
ある日、歌声が消えて
妹と遊びたい
ヘその緒のつながり
学校へ行きたい!
国際環境会議
たから子よ
月の浦のジャンヌ・ダルク
心の通訳
車いすの青春
片思いに終わった
はいけい、かんきょうちょうちょうかんどの
石川さゆりショー
水俣を伝える旅
甘夏ミカンのキャラバン
はぐれ雲工房
著者等紹介
原田正純[ハラダマサズミ]
1934年、鹿児島県に生まれる。熊本大学医学部卒業。神経精神科医。水俣病、とくに胎児性水俣病の研究から各種毒性疾患、環境問題に関心をもち、研究する。熊本市と水俣市に水俣学研究センターを開設。熊本大学医学部遺伝医学研究施設疫学部・助教授を経て、熊本学園大学社会福祉学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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