本屋稼業

個数:

本屋稼業

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758412759
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

茂一の、溢れんばかりの本への想い。彼を見守る、経営の神様・松原治の優しいまなざし。出版界が厳しい今こそ、本を愛するすべての人に読んでほしい、心躍る書き下ろし長篇小説。
--

感動の描き下ろし長篇!
人との出会い、ほんとの出会い。それらをつなぐ本屋稼業が、好きで好きでたまらない。
紀伊國屋書店を、戦後、世界一の書店に育て上げた二人の男。
一大文化の創造と、その裏で深まる熱き友情を描く。

1905年、東京・新宿で薪炭問屋「紀伊國屋」の長男に生まれた田辺茂一は、幼い頃に父と入った丸善で、書店というものがもつ崇高で特別な雰囲気に魅せられた。そして、22歳にして夢であった「紀伊國屋書店」を創業する。茂一誕生の12年後、千葉・市川で軍人の息子として生をうけた松原治は、大学卒業後、満州鉄道に入社するも、28歳で陸軍少尉となり日本のために戦っていた。彼らはまったく別々の人生を歩み、戦後も様々な人生経験を重ねていく。そして1950年、二人は出会い、紀伊國屋書店再興や海外進出など、数々の大きなビジネスチャンスを摑んでいくのであった……。

第一章 二人の戦後

第二章 それぞれの再起

第三章 再開!紀伊國屋書店

第四章 奇妙な二人三脚

第五章 発展への兵士たち

第六章 永遠の本屋稼業

内容説明

1905年、東京・新宿で薪炭問屋「紀伊國屋」の長男に生まれた田辺茂一は、幼い頃に父と入った丸善で、書店というものがもつ崇高で特別な雰囲気に魅せられた。そして、22歳にして夢であった「紀伊國屋書店」を創業する。茂一誕生の12年後、千葉・市川で軍人の息子として生をうけた松原治は、大学卒業後、満州鉄道に入社するも、28歳で陸軍少尉となり日本のために戦っていた。彼らはまったく別々の人生を歩み、戦後も様々な人生経験を重ねていく。そして1950年、二人は出会い、紀伊國屋書店再興や海外進出など、数々の大きなビジネスチャンスを掴んでいくのであった…。

著者等紹介

波多野聖[ハタノショウ]
大阪府出身。一橋大学法学部卒業後、国内外の金融機関に勤務、日本株運用のファンドマネージャーとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

165
「銭の戦争」がほぼ終わりましたので、この著者の最新版の本を読みました。紀伊国屋書店の初代オーナー社長であった田辺茂一の生涯をエンターテイメントにしたものです。彼と戦争帰りの松原治(後の社長)がどのように会い、紀伊国屋を発展させていったかをさまざまな人との交流などを交えて書かれています。私は昔日経新聞の私の履歴書で読んだことがあり、若干思い出しましたが、こちらのほうが楽しめました。立川談志や梶山季之との挿話も楽しめました。2016/09/05

chiru

112
「僕には君がいる。」…紀伊國屋書店を「本が好き」という純粋な気持ちだけで『世界一の書店』に育てあげた茂一と松原の波瀾万丈の人生を描いた熱い友情の物語。天衣無縫で嘘のない茂一と軍人だった松原。別々の道を歩んできたふたりは二人三脚で十歳の時の『本屋になる』という決意を貫き通した。不撓不屈のバイタリティと、決して諦めない信念に胸が熱くなる。読んでいる時間が楽しくも短かく感じられ、最後は雨上がりに広がる青空みたいな爽快な気分で読み終えました。わたしは書店にささやかに香るインクの匂いが好き✨ ★52022/03/27

あすなろ

109
時代と寝てやる!10歳の時にそう決意して夢叶えた鬼才の男は、やがて優秀な番頭と二人三脚で紀伊国屋書店を名だたる書店とした。現代史と戦後文学と書店好きな方は読むと愉しいと思う。豪放磊落な生き様と自頭の良さとセンスと時代が書店として絶妙な噛み合いを見せた時、我々のような本好きに何を見せてくれるのか。それを見せてくれる本作である。最後に。現在と近い将来、茂一が書店経営を時代と寝ながら考えたら、我々にどんな書店を見せてくれるのだろうか?と思った次第。2016/04/13

しいたけ

88
紀伊國屋書店を作った田辺茂一と、時に危なげな彼を支え発展させた松原治の物語。二人が出会い手を組んでからが、とりわけ面白くワクワクする。田辺氏の豪胆さと、売れない作家に向ける繊細な優しさ。松原氏の誰からも信頼される実直さと、アクの強い田辺氏をも包容する柔らかさ。そして敏腕社員や談志、角川源義、梶山季之らとの胸が熱くなるエピソード、猥雑でクセがあるが暖かい夜の新宿の街と絡まって、紀伊國屋書店がますます好きになる。「どんな時代でも人は本を読む」戦後紀伊國屋書店の再興に立ち上がった田辺氏の言葉。感謝に堪えない。2016/09/01

mr.lupin

56
紀伊国屋書店の創始者の田辺さんとその右腕として社長を支えてきた松原さんとの熱き物語。たまたま紀伊国屋書店の話ではあったが他の企業でも、もしかしたら同じようなストーリーが綴られるのかもしれないと思った。読みやすい作品ではあったが残念ながら特に心に残るものはなかったかな。☆★★★★2019/05/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10267010
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品