内容説明
関ヶ原で、17の兜首を獲った男。文庫書き下ろし時代小説で人気の著者が満を持して贈る、明智光秀、福島正則らに槍の腕一本で仕えた可児才蔵の一代記。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。1999年、第1回角川春樹小説賞特別賞を「駿府に吹く風」で受賞(刊行に際して『義元謀殺』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
80
文庫でお馴染みの鈴木作家が槍の才蔵を描いた作品。ん~ん、血沸き肉躍るまでとは行かずだったが、早奈美との結びつきは良かったなぁ。何故か負け戦ばかりなのだが、それでも生き残り己を求められるまま仕える。そして、人に慕われるというか・・人としての魅力のある人物だったのだろう。妻の見通し通りの死に方がちょっと新鮮だった。こういうラストも嫌いじゃない。それにしても、『不老不死』かぁ・・真歌音が在るべき場所に還ってきて良かったね。サクサクと一気に読了の一冊だった。2016/01/15
BIN
12
関ヶ原の戦いで17の兜首をとり、持っていくのも邪魔なので笹を噛ませたことで有名な可児才蔵です。大名になってないけど小説の主人公になるレアなキャラ。幼馴染の実家から奪われた不老不死の謂れをもつ小刀を取り戻すべく探しながら主君に仕えて戦う話です。非常に読みやすくて、個人的にはかなりよかったのですが、才蔵に関係ないところはすっ飛ばしまくっているので時代背景は知っておく必要がある。最初に姓を尋ねられて、ないからと沢蟹を見たことから蟹と適当に決めてるところはちょっと笑う。最後、笹山と市蔵はどこに行ったのやら。2018/12/25
ウィズ
11
可児才蔵の存在感に圧倒されました。2016/08/26
starbro
11
鈴木英治初読みです。可児才蔵の物語も初めてなので、内容も新鮮でテンポ良く読めました。現代で例えるなら白鵬のような最強の武将だったんでしょうネ!2015/03/19
竹園和明
9
明智光秀や豊臣秀次、福島正則などの武将に仕え、槍一本で国士無双の働きをした可児才蔵を描いた作品。若かりし頃に許嫁のもとから盗まれた不老不死の名刀“真歌音”を取り戻さんと生きた猛将の物語でもあります。歴史ドキュメントではないのでエンターテイメント性も有しており、読みやすい歴史小説と言えます。何となく、『三国志』の超雲をイメージさせるような武将という感じ。スイスイ読めました。2015/05/06




