神様のみなしご

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758411912
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

『800』『夏のこどもたち』の著者が贈る、海辺の養護施設・愛生園を舞台にした「ワケあり」な少年少女たちの物語。

著者等紹介

川島誠[カワシママコト]
1956年東京都生まれ。京都大学文学部卒業。83年に短編「幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃」を発表しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

39
初読みの作家さん。児童養護施設のお話で 重たい内容が多いのですが、淡々と書いてある文章だからか暗さはありません。事情を抱えてやって来る子供達 それぞれの目線で綴られてます。虐待や育児放棄が減っていく事を願います。2014/10/01

やんやん

17
養護施設に暮らす子供たち。愛生園に来る前や来てからの話が短編でかかれている。一人一人 事情も様々だが軽いものではない。時々ひどくされたこともかかれていてリアルだが 最後のゴウジのわさびダメな理由が 哀しい。2018/01/02

Megumi

16
柔らかな文体とは裏腹にとても重たくて心に刺さる内容でした。2014/11/18

16
図書館本~☆ 読友さんの感想を読んで手にした1冊。親に恵まれなかった子が共に暮らす 養護施設・愛生園。1人1人が持っている辛くて嫌な過去。サラッと読ませてくれるし…仲間達と何気に強くたくましく成長してホッと読めたけど…。本当はどうなんだろう?親を亡くした子ども。虐待から保護された子ども達のその後。深く考えた事無かった。意識して知りたいと思わせてくれた1冊。2014/11/12

ぷう

16
児童養護施設 愛生園に暮らす子ども達のお話を 子供たち自身が語る形式で淡々と。でも内容は性的なものもあって重い。敢えて詳しくは語らず 読者の想像にまかせる部分も多く ついついいろいろ思いをめぐらせてしまう。この世に頼るべき温かい手を失う子ども、頼るべき手に痛みを与えられる子どもが一人でも少なくなることを願わずにはいられない…2013/11/07

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