内容説明
「侵襲学」のレファランスブック。基本概念としては新しく「ＳＬＩＲＳ・ＬＩＳＩＳ」、「ＤＩＣ」、「臓器障害」、「血管新生」、「拒絶」、「遺伝子多型（ポリモルフィズム）」、「ＨＬＡ」、「スーパー抗原」、「ｈｅａｔ ｓｈｏｃｋ ｐｒｏｔｅｉｎ」、「ＤＣ（樹状細胞）」、「ＣＤ分類」、「抗凝固療法」、「プロスタグランジン療法」、「ｇｕｔ ｄｅｃｏｎｔａｍｉｎａｔｉｏｎ」、「高気圧酸素療法」、「侵襲研究におけるＥＢＭ」の１６項目を加えた。これによって侵襲学の現時点におけるすべての基本概念をカバーしうるようになった。さらに旧版にあった基本概念やキーワードについても、項目によっては旧版にある内容のかなりの部分を新しいものに書き直した。ただ旧版の編集方針、すなわち各項目を４頁ないし６頁にまとめ、模式図を中心として簡潔に記述する、という方針は堅持した。
目次
第１章 侵襲と生体反応
第２章 重症度評価法
第３章 生体反応
第４章 生体反応の分子機構
第５章 侵襲と生体反応に関与する細胞
第５章 侵襲と生体反応に関与する細胞
第６章 臓器障害の発生機構
第７章 臓器不全の病態・診断・治療
第８章 臓器不全の特殊療法
第９章 侵襲研究におけるＥＢＭ
著者等紹介
小川道雄［オガワミチオ］
熊本大学医学部第２外科教授
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