出版社内容情報
《内容》 人工膝関節手術、人工膝単顆関節置換術、骨切り術、靱帯損傷に対する手術、膝蓋骨脱臼・亜脱臼の手術について、具体的な手術法を豊富なイラストと写真でわかりやすく解説。
《目次》
新OS NOW No.24
膝関節外科―手術手技のすべて
TKA
fixed bearing type 鈴木昌彦,ほか
mobile bearing type 八木知徳
KU型 上尾豊二
高度骨欠損に対する人工膝関節置換術 勝呂 徹,ほか
TKA軟部バランスの獲得法 星野明穂
深屈曲を得るための手術法 金粕浩一
人工膝関節再置換術 高井信朗
ナビゲーションシステムを用いたTKA 松田秀一
HTO
ドーム式 井原秀俊
interlocking wedge osteotomy 三浦裕正
横浜市大式高位脛骨骨切り術 齋藤知行,ほか
脛骨顆外反骨切り術 寺本 司
hemicallotasis 中村英一,ほか
UKA
外側型変形性膝関節症に対する単顆関節置換術 王寺享弘
mobile type UKA(Oxford) 吉田研二郎
minimally invasive unicondylar knee arthroplasty-最少侵襲人工膝単顆置換術 秋月 章
UKA revision 渡部高士,ほか
靱帯損傷
BTBを用いたACL再建術 小林保一,ほか
膝屈筋腱を用いるACL再建術-解剖学的前内側および後外側線維束再建術 安田和則,ほか
ハムストリングを利用したPCL再建術 高橋成夫
至適ランニング・ルートを目指した鏡視下PCL再建術 大越康充
膝内側側副靱帯の修復および再建 堀部秀二,ほか
posterolateral corner 須田康文,ほか
膝蓋骨脱臼・亜脱臼の手術
●proximal realignment
MPFL再建術 野村栄貴,ほか
Insall法 出家正隆,ほか
●distal realignment
反復性膝蓋骨脱臼に対するElmslie-Trillat縮小法 戸松泰介
Roux-Goldthwait変法 森 雄二郎,ほか
内容説明
変形性膝関節症の治療は大きく変遷した。人工膝関節手術は、手術手技、人工関節のデザインや素材の進歩によりその成績は著しく向上し、現在ではわが国で年間約3万例の手術が行われている。しかし、誰が手術を行っても同じ成績が得られるということは決してない。膝関節の専門家は驚くほど細かい心配りをしながら人工膝関節置換術を行っている。今回の特集では、その術式を詳細にわたって紹介した。最近のトピックスである日本人の生活様式に合わせた深屈曲を得るための術式や、より正確にコンポーネントを設置するためのコンピューターナビゲーションについてもとりあげた。また、最小侵襲手術の導入と最近の良好な長期成績の報告により、近年、再び人工膝単顆関節置換術(UKA)が注目を集めている。今回は、UKAに造詣の深い4人の先生に豊富な経験に基づく手術手技を紹介していただいた。
目次
TKA(fixed bearing type;mobile bearing type ほか)
HTO(ドーム式;interlocking wedge osteotomy ほか)
UKA(外側型変形性膝関節症に対する単顆関節置換術;mobile type UKA(Oxford) ほか)
靭帯損傷(BTBを用いたACL再建術;膝屈筋腱を用いるACL再建術―解剖学的前内側および後外側線維束再建術 ほか)
膝蓋骨脱臼・亜脱臼の手術(proximal realignment;distal realignment)
著者等紹介
高岡邦夫[タカオカクニオ]
大阪市立大学大学院医学研究科整形外科教授
岩本幸英[イワモトユキヒデ]
九州大学大学院医学研究院整形外科教授
落合直之[オチアイナオユキ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授
清水克時[シミズカツジ]
岐阜大学医学部臓器病態学講座運動器外科学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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