前立腺癌スクリーニングA to Z

前立腺癌スクリーニングA to Z

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784758305600
  • NDC分類 494.96
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 現在,前立腺癌の早期発見のためにもっとも効率がよいとされているPSA検診。本書は,効果的かつ正確なPSA検診を行うための手引き書であり,一般内科医にも役立つ一冊。    

《目次》
前立腺癌スクリーニングAtoZ
I 前立腺癌スクリーニングのための基礎知識
●前立腺肥大症と前立腺癌
 ・前立腺の解剖
 ・前立腺の生理
 ・前立腺の組織構築
 ・前立腺肥大症
 ・前立腺癌
 ・前立腺肥大症と前立腺癌のスクリーニングに関する最近の話題
●前立腺癌の疫学・危険因子
 ・前立腺癌の疫学
 ・前立腺癌の危険因子
 ・今後の展望
●わが国における前立腺癌検診の歴史
 ・検診のはじまり
 ・検診方法の変遷(PSA・系統的前立腺生検など早期癌診断率向上への取り組み)
 ・前立腺癌検診の普及
 ・PSA検診時代の問題点(PSA測定キット間隔差)
 ・前立腺癌検診の有効性に関する研究の歴史
●検診で発見される前立腺癌の特徴
 ・PSAスクリーニングで発見される前立腺癌の特徴
 ・PSAスクリーニング暴露率と前立腺癌臨床病期の関係
 ・最近のPSAスクリーニング・多数カ所生検での発見癌は“臨床的に重要な癌か?
●腫瘍マーカー-PSAを中心に
 ・血清PSA測定の意義
 ・PSA蛋白の特性
 ・前立腺癌とPSA
 ・血中PSAの分子形態とキット間格差
 ・血清PSA測定における注意点
 ・PSA関連マーカー
 ・PSA以外の腫瘍マーカー
●病期診断のための検査法-CT,MRI,骨シンチグラフィー-
●前立腺癌の治療方法
 ・前立腺癌の臨床病期分類
 ・各種治療の特徴
●前立腺癌患者の予後
 ・生存率-ステージ・分化度別生存率 他
●前立腺癌スクリーニングに関するコンセンサス
 ・海外のさまざまな機関が公表している勧告・ガイドライン
 ・本邦における前立腺癌検診の現状とガイドライン 他
●前立腺癌スクリーニングの研究結果と進行中の研究
 ・PSAスクリーニングの普及と前立腺癌死亡率の変化
 ・PSAスクリーニングの介入研究結果・進行状況
 ・わが国における前立腺癌検診の有効性評価に関する研究 他
II 一次スクリーニング
●住民検診・人間ドック検診における前立腺癌スクリーニング検査の流れ
 ・一次スクリーニングの実施主体と費用
 ・わが国における一次スクリーニング形態
 ・住民検診におけるスクリーニングシステムと検査データの流れ
 ・人間ドックにおけるスクリーニングシステム 他
●前立腺癌検診の適応年齢,PSA基準値,再受診間隔
 ・適応年齢
 ・一次スクリーニングにおけるPSA基準値の設定方法 他
●前立腺癌検診の費用対効果比
●一次スクリーニング受診者へのインフォームド・コンセント
 ・癌検診におけるインフォームド・コンセントの必要性 他
●今後の展望
 ・世界と日本の研究結果によって,前立腺癌スクリーニングの評価はどう変わるのか? 他
III 二次スクリーニングから治療選択へ
●二次スクリーニングでの初期検査-PSA・TRUS・DRE-
 ・PSA測定
 ・DRE
 ・TRUS 他
●前立腺生検の一般的な適応
 ・一般的な適応
 ・生検適応における臨床的因子のimpact 他
●生検における麻酔の方法
 ・アプローチからみた麻酔方法 他
●生検方法-経会陰的と経直腸的,本数の設定
 ・経直腸的前立腺生検
 ・経会陰的前立腺生検
 ・前立腺生検の合併症
 ・経直腸的か経会陰的か 他
●生検の施行に関するノモグラムの活用
 ・ノモグラムとは何か?
 ・ノモグラムの読み方
 ・欧米における生検に関するノモグラム
 ・日本における生検に関するノモグラ厶-CHIBA program 他
●陰性例のフォローアップと再生検の適応・方法
 ・生検陰性例への対応
 ・生検陰性例のフォローアップ間隔
 ・再生検の適応 他
●生検標本における病理診断の問題点
 ・病理診断の方法と検体取り扱い上の注意点
 ・前立腺癌の組織学的分類
 ・前立腺癌の組織学的分類上の問題点
 ・前癌病変とその所見への対応
 ・生検標本で知りえる情報の限界
 ・系統的6カ所生検とその問題点
 ・癌陽性率を高める方法 他
●生検所見を考慮した前立腺癌の治療選択
 ・前立腺癌の治療選択に関与する因子
 ・前立腺生検の治療選択への意義
 ・生検所見の手術療法への影響
 ・生検所見の放射線治療への影響
 ・生検所見のホルモン療法への影響
 ・生検所見に基づく無治療経過観察の症例選択 他
IVスクリーニングの実例とピットホール
●前立腺癌と診断された近親者がいる
●60歳代のPSA 3~4ng/mlの場合
●前立腺癌検診でPSAが高値(グレーゾーン)といわれた
●80歳代のPSAグレーゾーン症例
●前立腺に硬結があるがPSAは正常といわれた
●前立腺肥大症でアンチアンドロゲン剤を内服中
●PSAが上昇傾向であるが経過観察している症例
●突然PSAが上昇した
●3回目の生検で癌が検出された 他

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