膀胱癌のすべて―基礎から実地診療まで

膀胱癌のすべて―基礎から実地診療まで

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  • サイズ B5判/ページ数 238p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784758305501
  • NDC分類 494.95
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 悪性度に大きな差があるため治療の選択肢が多く、発症頻度も高い膀胱癌について、個々の症例に適した治療法を選択するために必要な知識を、基礎から臨床、実地症例への対応まで具体的に解説。    

《目次》
膀胱癌のすべて
目次
I.基礎編
■解剖と生理
 膀胱の発生
 膀胱と周辺臓器の解剖
 組織像
 正常膀胱の働き
■疫学
■化学発癌
■分子生物学
 膀胱癌の発生・進展に関与する遺伝子
 膀胱癌の浸潤・転移に関与する遺伝子
 抗癌剤感受性(耐性)に関与する遺伝子
 多中心性発生
 遺伝子多型
 血管新生
 膀胱癌の遺伝子診断
 膀胱癌の遺伝子治療
II.臨床・実地編
■膀胱癌の診断・治療に必要な内視鏡の基礎知識
 診断的内視鏡
 治療的内視鏡
■診断
 症状
 診断のための検査
 画像診断
 経尿道的ランダム生検の基礎的知識と意義
 手術標本の取扱い
 病期分類
■治療
 病期に応じた治療の選択-治療体系
 手術療法-内視鏡手術
 手術療法-開放術
 手術療法-尿路変向術
 表在性膀胱癌に対する抗癌剤注入療法
 表在性膀胱癌に対するBCG注入療法
 膀胱癌に対する癌化学療法
 局所浸潤性膀胱癌に対する動注化学療法
 膀胱癌に対する放射線療法
 膀胱癌に対する集学的治療
 膀胱癌に対する新しい治療法
■膀胱癌の予後因子
■QOL
■膀胱癌の診断・治療に必要な他疾患の知識
III実地症例への対応編
 膀胱炎症状で来院した膀胱腫瘍患者
 前立腺部尿道のみにCISが認められた患者
 尿細胞診陽性にもかかわらず尿路腫瘍を発見できない患者
 全尿路上皮腫瘍を有する患者
 膀胱頂部に腫瘍を有する患者
 尿管口に腫瘍を有する患者
 職業性尿路上皮腫瘍患者
 シクロホスファミドが原因と推定される膀胱腫瘍
 遠隔転移を有し,膀胱タンポナーデを繰り返す患者
 膀胱腫瘍に対する放射線療法で頻尿,排尿痛をきたした患者
 合併症のため膀胱全摘除術ができない患者
 膀胱全摘除術を拒否した浸潤性膀胱癌患者
 経尿道的膀胱腫瘍切除中に膀胱穿孔をきたした患者
 腹部手術の既往がある患者に対する尿路変向術の選択
 再発を繰り返す表在性膀胱腫瘍患者
 BCG膀胱内注入療法が無効であった膀胱腫瘍患者
 M-VAC療法後に再発した進行性膀胱腫瘍患者
 膀胱全摘除術後の上部尿路再発例に対する治療
 膀胱全摘除後に尿道再発をきたした患者
 導尿が困難となった禁制型代用膀胱を有する患者

目次

1 基礎編(解剖と生理;疫学;化学発癌;分子生物学)
2 臨床・実地編(膀胱癌の診断・治療に必要な内視鏡の基礎知識;診断;治療;膀胱癌の予後因子;QOL;膀胱癌の診断・治療に必要な他疾患の知識)
3 実地症例への対応編

著者等紹介

内藤誠二[ナイトウセイジ]
九州大学大学院医学研究院泌尿器科学分野教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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