内容説明
“総説”では、睡眠障害、抗菌薬の使い方、不整脈、介護予防、Lewy小体型認知症、骨粗鬆症の医療経済、サプリメントによる抗老化療法について取り上げている。“老年医学の展望”では、Small Gタンパク質、DNAメチル化異常、脳循環賦活、痛みの分子医学、ブレインバンク、慢性心不全と睡眠呼吸障害、皮膚再生医療といった話題について執筆。さらに“TOPICS”として、基礎研究から血管壁細胞やミトコンドリアと老化について、臨床分野から高齢者の転倒・骨折、前頭側頭型認知症、高齢者の高血圧、そして東洋医学について、さらには社会的な話題である高齢者ケア政策の変遷、ならびに高齢者用住宅の現況と展望についても解説した。
目次
I TOPICS(血管壁細胞の老化;ミトコンドリアと老化;高齢者の転倒・骨折の要因とその予防 ほか)
2 総説(高齢者の睡眠障害;高齢者感染症における抗菌薬の使い方;高齢者の不整脈とその管理 ほか)
3 老年医学の展望(Small Gタンパク質―その細胞間接着における役割と作用機序;加齢とDNAメチル化異常;脳循環賦活の基礎 ほか)
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