内容説明
臨床医が知っておきたい便秘患者をうまく治療するための知識と診療のコツ。あらゆる科で遭遇する「便秘」について、患者背景に合った診断・治療のアルゴリズムから、多様化する便秘薬の使い分けと処方例を紹介。他疾患とのかかわり・注意点も解説!
目次
第1章 便秘の基本を理解しよう(なぜ便秘は治療しなければならないか?;便秘とは?;便秘の診断・病型 ほか)
第2章 便秘の治療(治療総論:満足度の高い治療のゴールとは?;便秘治療のアルゴリズム;薬の種類と特徴)
第3章 疾患と便秘の関係(消化管疾患と便秘;循環器疾患と便秘;パーキンソン病と便秘:レヴィー小体型認知症を含めて ほか)
著者等紹介
中島淳[ナカジマアツシ]
横浜市立大学肝胆膵消化器病学教室主任教授。平成元年大阪大学卒業後、地域の病院で研修を積んだ後、東京大学第3内科で医学博士取得後、同病院で助手を務める。ハーバード大学附属Brigham and Women’s病院客員研究員を経て平成13年より横浜市立大学第3内科講師、平成26年より現職。専門は消化器内科、特に慢性便秘症などの機能性消化管疾患(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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