内容説明
ターゲット分子をカテゴリー別に整理。用語ごとに見開きページで簡潔に解説。糖尿病発症の分子メカニズムと、「なぜ標的とされているのか」が豊富なイラストと概念図でよくわかる。国内承認薬から臨床試験中の治療薬までを標的や症状ごとに分類。適応・治験の最新データを収録。薬剤ごとの効果や作用機序も解説。
目次
第1部 糖尿病・代謝疾患の分子標的用語(膵島;脂肪;筋肉;肝臓;中枢神経系 ほか)
第2部 分子標的治療薬/阻害薬ライブラリー(スルホニル尿素薬;グリニド薬;DPP‐4阻害薬;GLP‐1受容体作動薬;α‐グルコシダーゼ阻害薬 ほか)
著者等紹介
春日雅人[カスガマサト]
1973年東京大学医学部医学科卒業。東大病院内科研修医を経て1975年東京大学医学部第三内科入局。1979年から3年間米国留学(NIHならびにジョスリン糖尿病センター)。東大第三内科助手、講師を経て1990年より神戸大学医学部第二内科教授。2008年より国立国際医療センター研究所長。2012年より国立国際医療研究センター総長
綿田裕孝[ワタダヒロタカ]
1990年大阪大学医学部卒業。第一内科および、関連病院での臨床研修、日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て、1997年大阪大学大学院医学研究科卒業。1997~2000年、カリフォルニア大学サンフランシスコ校博士研究員。2001年より順天堂大学大学院代謝内分泌内科学講師、その後、助教授、准教授を経て、2010年より現所属教授。研究テーマは、膵β細胞発生分化にかかわる転写因子の機能解析、膵β細胞容積調節機構の解明、糖尿病による動脈硬化症のメカニズムの解明など
松本道宏[マツモトミチヒロ]
1993年神戸大学医学部卒業、神戸大学第二内科入局。2001年神戸大学大学院医学系研究科博士課程修了。2003~2007年Columbia大学医学部Diabetes&Endocrinology Research Centerに留学。2007年神戸大学糖尿病代謝内科研究員。2008年国立国際医療センター研究所臨床薬理研究部、部長。2010年より国立国際医療研究センター研究所糖尿病研究センター分子代謝制御研究部、部長。専門は糖尿病・内分泌・代謝学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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