内容説明
機器・実験の基本操作、実験デザインや統計処理のイロハ、日常生活のマナー、各分野のオススメ書籍、何が解明されていないのか、などなど、すべての基本が1冊でわかる。
目次
1 研究者と非研究者のあいだ
2 ラボ生活の舞台と最低限のマナー
3 研究をマネジメントする5つのステップ
4 観察力を養う
5 プロトコールに載らない実験前後6つの基本
6 実験機器取り扱いの基本
7 基本とされる実験技術
8 研究結果の整理と発表
9 バイオ研究の流れ
著者等紹介
野地澄晴[ノジスミハレ]
徳島大学理事(副学長)。徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部教授(併任)。1970年、福井大学工学部応用物理学科卒業。’80年、広島大学大学院理学研究科物性学専攻博士課程修了(理学博士)。’80~’82年、National Institutes of Health客員研究員。’83~’92年、岡山大学歯学部口腔生化学講座助手。’92年から徳島大学大学院工学部教授、’12年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yuko
0
親切丁寧、これで理系に友達がいないあなたもラボ生活のノウハウが分かる!的な、どこまでも(良い意味で!)おせっかいな一冊(笑)。素人には何がなんだかわからない実験器具の目的や用途が分かって楽しい。至極真面目な有益な内容である。2013/11/04
Shotaro
0
基本的な実験器具の使い方、ノートの書き方から日本と世界の生命科学研究の流れまで、バイオ系ラボの超初心者向けに丁寧に解説してある。ラボに一冊置いておくと非常に助かる本だ。またより詳しい文献の紹介も非常に多く、学びのガイド本としても優れている。今後10年で発展するであろう分野は進化のメカニズムに関わる研究だと著者は繰り返し主張しており、まさにその分野に強い興味がある私にとって非常に勇気づけられる本でもあった。ちなみに著者の野地澄晴先生は現在徳島大学の学長をされているようだ。2018/04/06
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