内容説明
地球誕生からヒトが生まれるまで、生物の試行錯誤が面白くてたまらない!豊富なイラストと親しみやすい語り口調で、生き物の歴史が楽しく身に付く。
目次
生物とは何か―その特徴
生き物の多様性と系統
もっと広く動物の世界をグループ分けする
植物界のグループ分け
生物界全体のグループ分け
真核生物の6界分類と共生進化
生物多様性は進化によって生まれた
地球の誕生から細胞の誕生
真核生物の誕生
有性生殖
多細胞への多様な遺伝子を準備する
遺伝子の働き方と表現型の変化
多細胞真核生物の誕生
生物大絶滅
ヒトの誕生
著者等紹介
井出利憲[イデトシノリ]
1961年3月東京都立日比谷高等学校卒業。1965年3月東京大学薬学部卒業(薬学士)。1967年3月東京大学大学院薬学研究科修士課程修了(薬学修士)。1970年3月東京大学大学院薬学研究科博士課程修了(薬学博士)。1970年4月東京大学医科学研究所助手(ウイルス研究部)。1974年12月米国テンプル大学医学部留学(~77年3月)。1977年6月米国テンプル大学医学部交換教授(~77年9月)。1978年4月広島大学医学部総合薬学科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蠍
3
自分は高校で生物を履修しなかった身だが、出来る限り専門用語を説明してくれているので、生物に興味を持って多少の知識のある人ならスラスラ読めると思う。講義形式の本なので、その形式に従って読んだが、流石生物学者と行ったところで章分けなどの分類がとてもわかりやすく読んでいてとてもおもしろかった。 借りた本ではあるが、生物の絵や図も結構あって、図鑑の横においておきたい本棚と思った。2019/10/15
蠍
2
再読。 再読ということもあってか、字が多く感じたが、面白いことには変わりない。求め過ぎかもしれないが、生物の名前が文中にある場合は全て図がほしかった。2020/08/02
はこ
1
進化ベースに生物学の基本事項が書かれてており、独特の語り口で非常に読みやすく大学受験範囲の復習に非常に役立った。ただ、著者の専門外と思われる分野に関する記述でいくつか誤解をなされていると思われるものが散見され、非常に残念であった。2016/03/01