内容説明
周術期を4つのStepに分けて、研修医が行うべき管理の基本を解説。研修中によく出合う疾患を厳選して取り上げ、治療の流れを手とり足とり解説。患者の治療段階を把握する力が身につき、「今」やるべきことが見えてくる!
目次
第1章 主治医としてすべきこと(周術期管理の4step;その他に知っておくべきこと)
第2章 主な疾患の治療の流れ(消化器系の疾患;胸部・血管の疾患;整形外科的な疾患;脳外科的な疾患;研修医が執刀する可能性がある疾患)
第3章 基本知識とトラブルシューティング(外科系診療での輸液;胃管の挿入と管理;胸腔ドレーンの挿入と管理;創部とドレーン管理;切開・縫合;包帯法)
著者等紹介
森田孝夫[モリタタカオ]
元奈良県立医科大学教育開発センター教授、元日本医学教育学会理事。1977年信州大学医学部卒。1986年埼玉医科大学第二外科講師。2001年埼玉医科大学医学教育学室助教授(同第二外科助教授兼担)。2004年奈良県立医科大学医学教育センター教授(2010年退職)。専門は一般消化器外科、小児外科、医学教育。一貫した大学勤務で、教育部門では主に臨床実習生、研修医の教育を担当し、「若き外科医」の育成に取り組んだ。日本で初めてとなる2カ月間の本格的な外科クリニカル・クラークシップを実施し、その取り組みが高く評価され1997年度日本医学教育賞を受賞した
東条尚[トウジョウタカシ]
奈良県立医科大学胸部・心臓血管外科准教授。1985年奈良県立医科大学卒。2004年奈良県立医科大学胸部・心臓血管外科講師。2006年奈良県立医科大学胸部・心臓血管外科准教授。専門は呼吸器外科。早くから胸腔鏡手術に取り組んでおり、侵襲の少ない手術・痛くない手術を実現。肺気腫などの低肺機能症例に対する手術、進行肺癌・縦隔腫瘍に対する集学的治療も積極的に施行。気道狭窄に対するステント治療にも先駆的役割を果たしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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