内容説明
臨床医の素朴なギモンをふまえ、病理像の見かたのコツを病理医が伝授。症例をイメージしやすいよう、内視鏡像、CT・MRI、血液検査値など臨床情報も掲載。
目次
第1章 食道
第2章 胃
第3章 十二指腸(Vater乳頭部を除く)・小腸・虫垂
第4章 大腸
第5章 肝臓
第6章 胆道・Vater乳頭部
第7章 膵臓
著者等紹介
福嶋敬宜[フクシマノリヨシ]
1990年宮崎医科大学卒業。関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)レジデント、国立がんセンター中央病院医員などを経て、米国ジョンズ・ホプキンス大学研究員。帰国後、東京大学大学院准教授を経て、2009年9月から自治医科大学医学部病理学教授、同附属病院病理診断部部長、病理専門医、細胞診専門医。WHO消化器腫瘍分類第4版作成委員
太田雅弘[オオタマサヒロ]
1991年3月信州大学卒業。関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)にて内科各科を計2年、三次救急の院外研修と病理の院内ローテートを含む消化器内科を計3年研修。自治医科大学附属大宮医療センター(現さいたま医療センター)病理部に助手として8年務め、病理専門医を取得。浅草寺病院内科に1年勤務。四谷メディカルキューブ内視鏡センターに4年勤務。2009年4月から台東区立台東病院総合診療科に勤務
山本博徳[ヤマモトヒロノリ]
1984年自治医科大学卒業。その後約11年間は出身県の高知県に戻り、地域医療に従事(内3年間はECFMGを取得しアメリカ臨床留学)。1995年から母校の自治医科大学に戻り、教員となる。1999年6月医学博士号取得。2007年6月より自治医科大学教授。2009年4月からシンガポール国立大学外科客員教授を兼任。現在、自治医科大学附属病院消化器センター及び光学医療センターセンター長、ダブルバルーン内視鏡(DBE)、ヒアルロン酸ナトリウムを用いた内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を開発し、それら手技の普及のため、日本各地・世界各国で講演や実技指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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