目次
概論 血管新生研究の最近の進歩と課題
第１章 血管新生／発生の分子メカニズム（血管内皮細胞分化多様化のメカニズム；血管壁細胞の発生と分化決定機構 ほか）
第２章 血管構築の調節因子（ＶＥＧＦファミリー；アンジオポエチンとアンジオポエチン様因子 ほか）
第３章 リンパ管発生／新生と腫瘍血管新生（リンパ管発生とリンパ管新生；リンパ管分化におけるＰｒｏｘ１転写因子の役割とその作用機序 ほか）
第４章 心血管系疾患と治療（内皮前駆細胞の発見と治療応用；遺伝子治療による血管再生療法 ほか）
著者等紹介
宮園浩平［ミヤゾノコウヘイ］
東京大学大学院医学系研究科分子病理学講座教授。１９８１年東京大学医学部卒業。’８３年東京大学医学部第三内科入局。’８６年ルードヴィヒ癌研究所留学。途中、一時帰国、合計で８年滞在。’９５年（財）癌研究会癌研究所生化学部部長。２０００年より現職。ＴＧＦ‐βやＢＭＰのシグナル伝達の研究からさまざまな疾患の病因との関連を明らかにし、新たな治療法の開発を行うことをめざしている
佐藤靖史［サトウヤスフミ］
１９７８年神戸大学医学部を卒業して同大学医学部第三内科に入局。その後、’８２年４月大分医科大学第一内科へ移籍し、同大学生化学教室で基礎研究の指導を受ける。’８７年４月～’８９年９月までの２年半、ニューヨーク大学医学部細胞生物学教室（ダニエル・Ｂ・リフキン教授）へ留学し、’８９年１０月大分医科大学第一内科に復帰。’９４年１２月より現職（東北大学加齢医学研究所腫瘍循環研究分野教授）。研究領域は血管生物学で、血管新生の分子機構とその制御を主なテーマとしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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