内容説明
星詠みの巫女が皇后となる国で、兄のふりをして軍師になった朱琳は、大怪我を負ったことで退役することに。それ以来始めた花嫁修業はさっぱり身につかず、見合い話すらこないまま半年が過ぎたある日。なぜか、星詠みの巫女になるための試験を受けるために、結婚を拒絶していた第七皇子・永慶に嫁ぐことになって!?形だけの結婚、上等です!だから好きにならずに離縁する約束もしたのに、どうしてこんなに惹かれてしまうの?円満離縁を目指す元軍師妃の後宮ラブファンタジー。
著者等紹介
小早川真寛[コバヤカワマヒロ]
神奈川県出身の兼業作家。『悪役令嬢、おばあちゃんの知恵で大聖女に?!』で一迅社「第4回アイリスNEOファンタジー大賞」銀賞を受賞(2019年)。後宮ミステリーものを中心に執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぐっち
9
星詠みの巫女を妃とした皇子が皇帝になる国で、元軍師の朱彬も星詠みの巫女試験に参加することに!形だけの夫・永慶との仲は可愛らしかったのですが、それ以外の真相が予想外でした!2025/04/26
色素薄い系
1
うーん?朱琳が永慶に惹かれる要素がちょっとよく分からなかったんですよね。永慶が朱琳に惹かれた理由も最後まで明かされないので彼の視点が欲しかったなぁと。多分正体を知っているんだろうという所は分かったけど急に態度を軟化させた理由が分からなくてモヤモヤした。起きる事件の犯人はまぁだろうなと思っていたけど結局最後も星詠みの巫女と皇太子として2人が周囲から認められたのかとか謎のままだし。だって第一皇子とか大人しくなるタイプじゃないでしょ…2025/06/07
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- 和書
- 國華 〈第1386號〉