一迅社ノベルス<br> 八十禍の王子と最後の魔女

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一迅社ノベルス
八十禍の王子と最後の魔女

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784758094610
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

災厄をもたらす“八十禍の王子”と呼ばれるリカルドに、百年の脈りから目覚めさせられた魔女の末裔シオン。魔女狩りで喪った同胞の無念を晴らすべく、国の滅亡を望み、憎むべき男の手をとった。シオンの身には五人の魔女の力が封じられており、解放するには人間の体液を得なければならない。王位継承のため魔女の力を利用したいリカルドは、シオンの身体に精を注ぐ。復讐を誓うシオンは男でありながら同性の精を受ける屈辱に耐えるが、果てはリカルドの妃として娶られることに―!?せめぎ合う野心と復讐心、愛と憎しみに翻弄される淫靡なBLファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとみん

7
冒頭の"生命維持"から沙野さんらしさが全開。お伽話な世界観も、王子と魔女と彼らに関わる人たちも好きなんだけど、後半がやや粗いと感じてしまった(私が期待値を上げすぎていたのかもしれないが)。魔女たちの在り方と最後の魔女に託した願いが一面的でない所はとてもよかった。2022/05/06

tanya

3
作家買い。眠らされた魔女が目覚めた後何をするのか期待してたら、たいした魔力が無かったと言う事で真面目な国の後継争いでした。解放された魔力と国の回復が上手く繋がっていくお話は流石だと思います。魔女が優し過ぎて復讐は最初から無理だと思いました。楽しく一気読みでした。2025/07/01

あでゅ

3
KU/たぶん初めての作家さん。地の文が自分とは相性が悪かったのかもしれない、ひっかかりがちだった。呪われた国を救おうとする第二王子と、100年の眠りについていた最後の魔女(しかし男だ)の話。攻に最初は思惑があったといえ、魔女に心を向けたときにきちんと説明していれば…と中盤もだもだしたけど、まあもだもだしたくてBLを読んでいるのかもしれない。受が100年前の人間なので、古風めいた喋り方なのがよかった。でもほとんど美女だった気がする。2024/11/24

suisei214

3
読み応えたっぷり 過去の魔女たちの願いと今 100年前の話で1冊あったもよかったけどそれじゃBLじゃないかもなのか…2022/07/03

may

1
ヽ(´▽`)/2023/03/09

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