感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
52
シリーズ最新第6弾。最後100pくらい、急展開やら誰しもが切ないやらでずっと「ふおお…!」と眉間に皺寄せながら読みました…舞台は雪緒が綾槿の長として祭を取り仕切るが、悪霊退治で鬼里へ。鬼の文化が垣間見え、三雲も堪能できるし三雲好きにはたまらん展開…絆されてしまえ雪緒!と思う笑。この巻は悪霊退治が終わってからが凄い…宵丸さん〜!泣 そんなにだったのか!宵丸にも絆されてしまえ!え、でも白月より凄そうな絆(もはや呪い…?)が生まれてる…?雪緒の覚悟がとにかく凄い。が、失ったモノに初めて気付く白月。白月が、→2022/04/26
mariann
32
糸森先生は相変わらず残酷で。神様は子供が無邪気に蟻を指で潰すようにプチっと人を指で潰してしまわれるのか。 読んでる間中脳内で暗闇を怪達が百鬼夜行。不思議な不思議なお祭りをつつがなく終わらせないといけない雪緒。そこに白月はもちろん鬼様や、果てには宵丸まで絡んできて?恋とは偉大なる物ですなぁ。はぁ、難しい…2022/07/20
RINGOoisiiiiiii
10
面白い!!面白いけど感情ぐちゃぐちゃ!!綾槿ヶ里の長と認められるために祭りの進行、禍月日退治、妖力合戦と3つを同時にこなさなければ行けなくなった。初めに禍月日退治のため鬼里へと向かうのだが…。御狐様と三雲のダブル呪いを抱えながらも鬼里での退治。一つ一つの行動に意味があるのはわかってるのに毎回騙されるんだけど今回は雪緒だったとわ!!恋心を封印した雪緒が御狐様とためだけに行動して、御狐様も変わりように困惑。お前のせいだけどな!!そして最後の宵丸に対する仕打ちに感情がぐちゃぐちゃ!!ここで切るのか!宵ま(文字数2023/02/17
ゆすらうめ
10
こうきたか、そうかー…で、しばし放心…の後半数ページ。これ何回か読み直してやっと、からくりがわかるというか、ミスリード狙ってたんかな、って部分が解るというか…で、大変面白い作りになってたー。やられたー! 白月がようやく己の心を認めた重要な巻だけど、それより私の心は宵丸の涙に持っていかれたよ…!!うぅ、せつなつらくるしい…けど、宵丸から注がれる感情が堪らなく甘美でした。そして雪緒はナチュラルに鬼畜だと思います。宵丸が報われるのは遠い時空の先になるのかなー。早くも次巻が楽しみ!2022/05/03
楪永遠
6
恋心を封じて白月の為だけの最高の駒であろうとする雪緒。そんな雪緒を目の当たりにして絶望する白月。今になって恋する雪緒が欲しいと言われても、雪緒をさんざん傷つけてきたのは白月だからねぇ。ようやく恋に狂ってる自分を自覚した狐様。遅いから!雪緒は宵丸や、三雲とのほうが幸せになれると思うのに、ままならない。ラストの宵丸は恋心と執着心がいい感じに闇寄りになっててよかったです。三雲も一途だしよい。あれ、白月の良いところって何でしょうか?ひどいとこしか思い浮かばない。2022/06/16