内容説明
天使のような美貌と天真爛漫さ、そして“前線の記憶”を兼ね備えたアリスティア。最愛の母と死に別れ、父である男爵に引き取られた九歳の時、彼女は自分が乙女ゲーム『伝説の乙女～薔薇の祝福～』のヒロインだと気付いてしまった。「ただでさえ貴族社会ってめんどいのに公爵令嬢と張り合って王太子ゲットしろって何の無理ゲー？」と、課された宿命から逃れたいアリスティアだったが、ゲーム開始の前に行儀見習いとして王城に迎えられる未知のイベントが始まり、しかも攻略対象達から過酷なまでにこき使われ、超険悪な対決フラグ爆誕―！？超美形でも性格最悪な王子達、心の底から回避希望！ＷＥＢで大人気の乙女ゲーム転生ファンタジー、満を持して書籍化！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
9
ヒロインが王太子グループに対して理知的にズバズバ言いたいことを言うので、そこは爽快です。あとは残業ながら私の好みではなかった。高位貴族の言葉遣いが現代風過ぎたし、転生者の悪役令嬢がオドオドと守ってもらうキャラかと思えば急にゲームオタクっぽく興奮して騒ぎまくるし、転生者じゃない侯爵令嬢が半端に解説者的なふるまいをするくせに肝心な時に傍観してて口だけキャラになってるし。あとは地の文が誰視点かとか掛け合いの台詞に誰が入ってきてるのかとか解りづらかったのは工夫して欲しいところです。2021/05/16
日向
0
★★★☆☆2021/05/30
