内容説明
乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生し、なんとか破滅エンドを回避した私。職場の魔法省では周囲との関係も良好、闇の使い魔ポチをかわいがる日々を満喫!―していたけれど、魔法省が舞台のゲーム続編では闇の力を手に入れた出戻り令嬢カタリナに、悲惨な未来が待っていたはずで…あれ?今の状況ってまずくない!?そんな中、古の魔法に関係する契約の書を探すことになってしまい!?大人気破滅回避ラブコメディ、第7弾登場。
著者等紹介
山口悟[ヤマグチサトル]
9月7日生まれ。新潟生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
26
カタリナ魔法省での本格的なお仕事スタート、からのサイラスルートスタート……からの、さらに「失われた魔法」の捜索と、読み終わってみればエピソード盛りだくさんな1冊でした。第2シーズンとも言うべき魔法省編が着実に進行しているのが感じられ、今まで以上の不安が煽られているのがとても期待が高まります。攻略対象の現状最後のひとりとなるサイラスは、意外なギャップのある男性でおもしろかったです。キャラクター性を深く掘る前に失われた魔法のエピソードに入ってしまったので、「人たらし」っぷりは次巻以降に期待、でしょうか?2020/10/12
陸抗
22
魔法省でも、天然タラシなカタリナ。2の攻略相手と仲良くなりながら、カタリナとマリアがレベルアップして今回は終了。恋愛が進むのは、いつになるやら(苦笑)カタリナを敵対視する人物もいるようだけど、今まで出てきた中にいるのか、まだ登場してないかも謎のままだったなあ。2018/10/23
いぼいのしし
21
魔法省で働き出したカタリナ達は、光の力を強化するという契約の書を探すことになる…。カタリナはまたたいへんなものを手に入れちゃったな。だんだん破滅ルートにのってきているのか?がんばれカタリナ。勉強も。2020/05/31
nishiyan
20
魔法省での配属部署も決まり、ソラと日々肉体労働に勤しむカタリナ。そんなカタリナがマリアが所属する部署の部署長・サイラスの秘密を知ってしまったことから新たな騒動に巻き込まれる本巻。いつものようにカタリナがデリカシーなく動き、サイラスら周囲が振り回される展開。サイラスにしたらこの荒療治はつらい。マリアがさらなる力を欲する理由にほっこりさせられた。ゲーム同様の攻略対象がマリアに好意を持つ流れになっているのはカタリナにとって良いのか悪いのか。気になる王城での出会いもあり、今後に一波乱がありそう。次巻が楽しみ。2020/05/09
サケ太
20
カタリナの価値も高まっていく。人たらしなだけのカタリナも、本人に強固な意志というものがないので、宝の持ち腐れ感があるが、新しい力をどう使っていくのか。サイラスがかなり良いキャラ。2020/04/24
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