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内容説明
学校図書館にかかわるにあたって理解しておくべき基本から、具体的な研修案まで。「学校図書館ガイドライン」をふまえ、学校司書、学校図書館支援センター職員らが、現場の経験を生かして作った、学校司書研修ガイドブックの決定版。
目次
第1部 研修を始める前に(学校司書とは何か;学校図書館の基本 Q&A;研修計画の立て方)
第2部 研修プログラム(新任者研修;学校図書館とは何か;学校図書館に求められる資料の種類と特性;学校図書館資料の構築;学校図書館の環境整備 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほのぼの
17
初めて、学校司書を置くような自治体の担当者には、とても有効に使えると思いました。知っていることのほうが多くなりましたが、どうしても9類が多くなりがちな分類の割合など頑張って寄せていきたいところです。パスファインダーなど全てできたらいいのですが、やはり非常勤、短時間勤務のため、手が回りません。2020/10/27
うー(暫く感想登録のみです🙇)
16
研修もなく、勤務時間、勤務日数が限られている中で、確かに能力的にも責任意識もかなりの差がある。好きではじめた仕事。「こんなには出来ない」と諦めず、日々学び、一歩一歩進んでいくしかない。2020/01/05
頼ちゃん
12
とても参考になりました。私は研修を計画する立場ではないが、研修の充実が望まれます。2020/01/16
あいくん
11
☆☆☆☆学校司書のための研修ガイドブックです。2014年の学校図書館法改正で、「学校司書」が正式な職名として新設されました。2016年の「学校図書館ガイドライン」で学校図書館の運営上の望ましいあり方が示されました。学校司書の配置は増えていますが、正規職員は少ないということです。学校司書の意欲や力の差が大きいので、学校司書のレベルアップのために編まれた本です。学校図書館チェックシートも役に立ちます。図書館には書籍だけでなく、視聴覚教材や電子メディアもそろえる必要があることも書かれています。 2019/12/15
ris3901
10
◎研修を行う立場の方々は勿論、初めて学校司書となる方にも経験者にも盛り沢山の内容で、読むだけでもとても役立ちます。紹介されている参考文献も好みのものが多数。著者に福岡淳子さんの名も。 自分の所属していた自治体では、司書資格を持っていない方でも校長推薦で学校司書となれる現状で、このような十分な研修が不可欠。けれどもまだ全校配置に向けての過渡期であり待遇も悪く、本通りの研修時間を持つことは当面難しそう。とはいえ教育委員会の研修担当者に数少ない研修日の参考に是非目に留めてほしい一冊。2019年10月初版。 2020/03/09