内容説明
竜が集まる辺境伯領の領主ヒューバードと婚約した侍女のメリッサ。婚約者となった彼女は、本格的に領主夫人の仕事を学びつつ、彼との結婚を強く意識するようになっていた。そんなある日、最近港町の領主に就任したヒューバードの友人の結婚祝いに向かうことに。初めての公務兼旅行を楽しみにしていたメリッサだったけれど、港町では竜にまつわる事件が待ち構えていて―。竜達にかかわることなら、ヒューバード様の婚約者として微力を尽くします!堅物騎士と竜好き侍女のラブファンタジー第4弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
20
今回も青が可愛い!青の竜王は海への旅行を満喫中~。鱗盗難とかの縦軸話もありつつ、青の成長や、メリッサたちの、他の貴族との交流がほほえましい気持ちで読める。次はもう少し進展&成長があるかな?2018/05/26
かなで
18
【再読】メリッサ大好き!でもメリッサとは繋がれないからしぶしぶヒューバートに繋がる……という青がいるお話。可愛いなあ。2021/03/01
陸抗
17
今回は、竜の遺物を探す街と、竜の鱗についての説明を兼ねた話だった。街を守る、竜の鱗が紛失し、犯人探しもあったけれど、犯人がショボかったのが残念だった。せめてそこに他国の侵略の隠謀とか、後ろで大掛かりな仕掛けが垣間見れたらなあ。せっかく竜も色々出来るようになったし、次は大掛かりなものを希望。2018/05/22
かなで
13
再読2022/09/15
TAMA
11
久しぶりに竜を使役しようと思ってる人が出てこない気持ちよい本でした。デッカイ恐竜が目の前にいたら、たとえそれになついている人がいたとしても、普通はこうだよなあとか思った。交流しなくちゃ、間違っちゃいけないってお前さんは多分長女だなとか思いつつ。わからない世界を、教えてください、わかりました、どうでしょうか?な積極性がなんていい子なんだ!この先の社交界、少し先が明るく。お友達ってよいなあと。2021/10/28