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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いりあ
10
百合姫コミックスから2019年に発表された百合アンソロジー。テーマはずばり「スール」。吉屋信子が描く「エス」に始まり、百合作品を浸透させた「マリみて」や「ストパニ」など上級生と下級生が姉妹の契りを結ぶ「スール」は王道のテーマです。今まで出ていなかったのが意外です。しかし、テーマが王道だけに変化球が少なく、直球勝負な作品が多かったのがちょびっと残念。良い点は、あまり「スール」物を描かない作家さんのお話が読めたので、それは良かったかも。2019/07/14
オザマチ
9
王道を行くどこか切ない話が多い中、明らかな変化球を投げてくるタカハシマコ先生…。2023/01/23
かすみん
5
スールなお話色々。ちょうどいい距離感でもっと見たいと思うのもいくつか。2019/06/29
雪見だいふく
4
『スール』と聞くとまずマリア様がみてるを思い描く……この本はマリみてとは関係ありませんが。 色々なスールものの詰め合わせ。 ダークなネタになるのかと思ったらギャグに転んだ話も。 2023/05/16
幸音
3
百合姫によるスール百合アンソロジー。「私の白い薔薇」白薔薇の君と呼ばれる皆の憧れの姉を持つ妹。絵が好き。無邪気な凛花が可愛い。「さくらアンニュイ」ドラマチックでもなんでもない成り行きで姉妹になった妹の話。妹が後悔してるのではなく、姉が後悔してないか悩んでいた展開が意外だった。「わたしの大切な姉妹の話」入学した学校の会長が、自分の実姉のスールだった話。義理の姉妹からスールになる流れが良かった。「地獄で会おうぜ、ベイビー」タカハシマコさん目当てに購入したのだけど、タイトルがこのアンソロジーの中で際立つ。2019/06/29