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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しき
10
◆「ぷくゆり」テンプレ的な流れだけど面白い。最後、攻守逆転してからの絵里の表情がいい。/◆「ゆうりい」幽霊だけど、あまり重くならない話にしてるのがいい。最後の「キスしたら目覚めたりして」のシーンが光る。/◆「ふたりだけ」いじめられっ子のアユミに恋しちゃうサキ。辛いシーンも多いが、仲間はずれにされ、クラスにふたりだけしかいないかのような雰囲気は百合に合ってる。サキが好意を持つ理由が伏せられてて、アユミはわけも分からず受け入れるのもいい。サキに迫られたときの「私を一番愛してくれるのはこの人だけ」が萌える。2018/10/31
半熟タマゴ@コミック
5
同人誌で全て読了済み。単行本で改めて読んでみてもやっぱりいい! 閉鎖的な雰囲気で暗い部分もあるけど、だからこそ二人っきりになった時の特別感が増すんじゃないかなって。書き下ろしもすごくよかった。「ゆうりい」のその後の話もいつか読んでみたいなぁ。2016/09/26
半熟タマゴ@コミック
4
再読。3組のカップルの話が収録された短編集。こちらはシリアス度が高めな感じ。各カップルのその後が気になる。2023/08/14
かみかみ
4
「ななゆり」の時にも実感したけど、プクイチセンセの絵柄はかわらしいけど、描写が濃やかで時に生々しいのが印象的。本作は短編集だが、いじめられっ子とヤンキーといった爪弾き者同士の百合が多い。絵柄だけでなく、登場人物同士の感情表現も濃やかという形容詞以外で表現するのが難しい。2017/01/18
ごんぞ
4
超純愛な百合短編集。イジめられている子とイジめグループに属していた子の話は特に良い。二人は徐々に親睦を深めていくが、周りからどんどん孤立していく。けれど二人はまったく気にも止めず幸せそうに過ごしているのがとても良いし、告白とかえっちのシーンとか、幸せそうにしている二人の姿を見てすごく心が温まる。どれも百合界に残る名作揃いなのは間違いない。2016/05/05