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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
33
主人公の想いは同性である女の子に向かっているというのに、王道の少女漫画を読んでいるような感覚に陥りました。橘家の4姉妹が、それぞれ16歳の頃に抱いていた淡い恋心をオムニバス形式で描いてある短編集です。4つの作品と、続きが1番気になった三女・美鳥と後輩・杉浦のその後が描かれた1作が収録されておりました。橘家の将来を考えると両親の苦悩する姿が脳裏を過ぎったりもするのですが、ホワンとした絵柄と、「あなたが好き」という個人に向けたそれぞれの真っ直ぐな想いが心地良く、読後は幸せな気分になれる可愛い作品たちでした♪2014/03/31
ソラ
9
作品を読み終わってあぁ、4人姉妹の話だからクローバーなんだなって理解。最初は同級生の話かと思ってたけど。2012/07/08
しき
6
4姉妹の女子高生時代の恋。普通の友達同士なのに、ふと気づくと恋に落ちてる。そして、愛されてる甘酸っぱさとか、後戻りできない切なさが急に襲ってくる。前作よりも百合展開が急で、後半一気にくる。上手く行ってるのか行ってないのかよくわからない話もあるけど、報われてないのに報われてる感じがして良い。読んでいて救われる。4姉妹の識別に混乱してたが「一花(いち)、風香(ふたつ)、美鳥(みっつ)、卯月(4月)」だと気づいて納得。それぞれのストーリーは別物として描かれていたのは残念。繋がりがあればもっと高評価だったのに。2015/07/05
exsoy
6
ふたりでウェディングドレスは百合の究極の結末のひとつだわね2009/03/19
シンクウ
5
これは良い百合。橘四姉妹の「百合的青春時代」を一冊に纏めて「CLOVER」なんてタイトル付けられちゃうと、頬と心がキュンキュンしちゃうわニヤニヤしちゃうわもう参っちゃうわ!w 四ツ葉のクローバーは「幸福」のシンボル。誰かが誰かを恋しい、愛しいと思うことは幸せなことばかりではないけれど、「誰かを想える幸せ」というものはかけがえのない心地。そんなまろやかな心地を追体験させてくれた青春オムニバス作品でした。登場する女の子の名前がまたどれも可愛いかった~v2011/06/11