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内容説明
魔物の討伐や古代文明の遺産発掘で一攫千金を狙う冒険者たちの世界。「魔導士」「聖職者」はパーティに誘われやすい超人気職業。剣士も魔法が付与された装備を身につければ活躍できる。まさに魔法一強時代、しかしクロウの職業は、誰も知らない超マイナー職罠士だった。誰からもパーティを組んでもらえないクロウは、ひょんなことから回復魔法が使えない聖職者、装備が買えない貧乏剣士、1種類の魔法しか使えない魔導士たちと出会い、パーティを組むことに―ポンコツPTの成り上がり伝説、ここに開幕!
著者等紹介
藤谷ある[フジタニアル]
第3回ノベルジャパン大賞(現・HJ文庫大賞)にて“大賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
7
文章もこなれていてストーリーも明快、キャラはちゃんと立っていてヒロインズはそれなりに魅力的。けれど及第点にはまだ遠い、そんな感じの作品でした。罠士という主人公の職業は面白いと思ったけれど、正直その設定をほとんどいかせていないと思う。特に心にかける罠って、その観点はいいかもしれないけれど、不動産屋にやったアレ、怪しい壷を売るインチキ宗教家と同じ手口じゃないかと笑 しかもそれに騙されるオディロンさん、バカにもほどがあるだろうw2016/01/31
しぇん
5
ネトラれシリーズの藤谷ある先生の新作。ネトラれは途中で切ってしまったのですが、何となく購入。相変わらず読みやすいライトファンタジーラブコメになってました。ポンコツパーティーでゆる~く活動している感じなので、気軽に楽しむと良いのかなと。敵が悪党なら、本当はあっさり殺されてるだろうな、とか無粋なつっこみは無しの方向で……。後、相変わらずキャラは皆可愛いです。2015/07/18
niz001
4
次巻買うかは微妙。大文字フォントの使い方も微妙。罠士が「精神的な罠」も含むってのは面白いんだが、それほど主人公がキレ者には感じない。2015/07/22
jr5477
3
ストーリー:5 人物:6 息抜き枠。期待していたコメディ面は弱さを感じてしまったけど主人公の心理学を背景にした話術がなかなか面白い。大抵はこういう理論付けはされずに勢いだけなことが多いので新鮮味があった。そして主人公は不遇職なだけでヘタレでも最弱詐欺でもなかったところも地味にポイント高いです。後はポンコツレディ達の活躍?に磨きがかかればメリハリが出て楽しくなりそう。現時点では普通ですが伸びしろは感じさせてくれる作品でした。2015/07/26
リク@ぼっち党員
3
罠士という地味な職業の主人公がのしあがることを目指す。 罠士が物理的な罠だけじゃなくて精神的に罠に嵌めるっていうのがよかった。いわゆる罠師+詐欺師的な働き。でも別に知名度が絶望的ってだけで職業自体がヘボくはないな。ポンコツパーティメンバーも一芸特化ならよく見るけど、エフィ以外は結構ガチで何にもできないけど、策を練って、罠に嵌めて、なんとか勝負を制すというのがよかった。 主人公いきなりモテモテでなんでやねんと思ったけど、それなりの理由があるっぽい。2015/07/19




