- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 一迅社文庫
内容説明
騎士叙勲を受けた者だけが学ぶことのできる剣術―『騎士道』。オレ、羽田晴人はその『騎士道』を修めている正真正銘の『高校生騎士』だ。親父や門下生から留守を任された道場は入門者もゼロで寂しいもんだが、オレからすれば修行しやすくて好都合。剣道道場の一人娘であるお嬢―沢城ゆかりからは呆れられているけどな。そんな春の日、オレの許に異国の少女がやってきた。彼女の名前はナーナリア。インセルヴィント王国の第一王女―ってちょっとまて!それ、オレが仕えている国じゃね!?しかも、王位継承と免許皆伝のため勝負をしろ?いいのか?騎士が王女と戦って!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
3
総一郎のヘンな発明武器は、はっきり言って物語の根幹をボカすだけの役目しか果たしていなかったと思う。騎士道の設定とかナナの祖国の描写とかやけにリアリズムを追求していただけに、もったいない感じがしました。八丈島といい、何か気概が空回りしている感じがするなあ、この作家。2015/09/21
朝夜
3
読了。騎士道という剣術を使う騎士の主人公のもとに、仕えている国の姫が免許皆伝を得るために決闘を申し込む話ですかね。免許皆伝を実力で掴み取るとか言ってたヒロインですが剣速の上がる剣や自動で動く鎖分銅、暗器にあげくの果ては公衆の面前でのハニートラップで勝利を掴み取ります。オッパイ出したら騎士道の免許皆伝とか笑うしかありませんね、いや、笑えないんだけどね。話が続くとしたら姫様の男漁りが始まるみたいだけど…一巻で十分です(慈愛に満ちた目2014/01/19
ご主人様見習い
2
前作の八丈島と、魔女の夏からえらく間が空いたけどサラリーマン兼業だから執筆スピードも遅いのかな。幼馴染が巨乳だったけどあまりいかされなかったな。 生徒会長の改造がなかったら話が進まないほど重要人物になっていて主人公達の剣術の腕が相対的に大事じゃなくなってる。2014/02/14
八岐
1
それはもう分銅じゃなくて、ファンネルなんですけど。2014/01/23
bluets8
1
どのキャラも人の好さが滲み出ていて作品の雰囲気はとてもいい。また、金髪ツインテなのに素直な良い娘だったり、実力断トツな主人公なのに俺TUEEEしなかったりと、お約束を外したキャラ作りが面白い。しかし、そのキャラクターの気質に設定が全然合っていなかった。正々堂々で暗器はいかんでしょ。2014/01/21