内容説明
「―思い出せ」妖精祓士のイリスは、敵であるはずの妖精国の王太子・バルトに命を救われ、そのまま妖精国に連れこまれてしまう。彼はイリスが抱える一族の秘密を知った上で、彼女を守ることを誓ってくれる。“理性なき”獣と教えられてきた妖精、その王族であるバルトの不器用な優しさに触れ、イリスはいつしか彼に惹かれるようになって―。妖精の王太子と妖精祓士の乙女が織りなすラブファンタジー!
著者等紹介
洸月綾香[コウズキアヤカ]
第二回一迅社文庫大賞アイリス部門奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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seri
6
設定もイラストもものすごく好み、…なんだけど、うーん。何だか荒削りな印象で、物足りないっていうのかな。細かい矛盾点とかが気になってしまって、いまいち乗れなかった…。キャラの性格とか魅力とかもあんまり伝わってこなかったから、もうすこし心理描写とかが細かくても良かったかな、と。新人さんのデビュー作ってことで続きそうな今後に期待。2013/09/14
凍矢
4
とーても残念な内容でした。ありきたりというか、面白みが全く感じられませんでした。要は、双子の王子たちが、主人公を恋人にしたいから、取り合う。。。みたいな感じでしたが、イラストのみ綺麗でした。評価は、厳しいです。納得いかなかったものですから。2014/01/25
ゆん
4
流す涙が宝石になり、それが他者へ力を及ぼす為に秘密にされていた一族の生き残りヒロインと人間と敵対中の妖精王子。結局、戦争は終結したし、両親の仇も討てたけど…妖精王子の二人を(多分)同じ位好きなんだろうヒロインの心理が解んない。まぁ、無理やり決めなくてもいいけど。兄が途中から出て、あっさりと妹を囲い込むのもなぁ。続き出ないのかな?2013/08/17
なぷ
2
最終的にはけんかをやめてーふたりをとめてーな、展開であった。良く良く考えるとヒロインひたすら受身。話がとっ散らかっていたような気がして勿体無い。2013/08/12
奈々羽
2
(恋愛的な意味で)消化不良の一言に尽きる。2013/07/21