内容説明
男子音楽学院に入学したアティーシャの目的は、父親の楽譜を探すこと。サリアン王子に告白されたアティーシャは、王子襲撃に巻き込まれ、王子の護衛であるネイトに庇われる。負傷した彼に付き添い、王子の館に身を寄せることになるけれど、やっとネイトへの恋心を自覚したアティーシャは、王子の想い人として扱われることに抵抗を感じて―！？乙女と王子様と騎士、すれ違う想いと恋の行方は？男装乙女の男子学院ライフ第１２弾。選択肢で結末が変わる書き下ろしストーリー＆記事満載。小冊子付特装版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
11
急展開で、聖鐘学園との別れが寂しい・・・そんな中、クロセ先輩の一言がじわっと来ました（笑）。サリアン様の本音は、安心しましたが不毛ですね、でもそのままで（笑）。そして、傷ついたネイトを支えるアティーシャは強いなと感心いたしました。次も楽しみ～♪ 2013/03/18
ゆん
9
前回「！！」な所で終っていたのに、始まりはアティの回想から…ある意味ネイトには必要な休養だったし、ある程度展開に希望が持てるので良しとして、相変わらず口説くサリアン様にも困ったものだ（笑）退学しちゃったアティの今後はネイトさんの看病と楽譜捜査に王宮の陰謀に巻き込まれてと、何かきな臭い感じにジェッツの参戦があってまだしばらくドタバタしそう。おまけの小冊子…どうやっても、ネイトとのハッピィエンドにならない（泣）でもこの内容なら、普通に挿み込み付録とかに出来なかったんでしょうか？2013/03/05
紅羽
8
男装少女の男子校生活は急展開な流れにより終わりを迎えました。それと同時に「フィスハの願い」の実態も徐々に明かされ始め、何となく物語も佳境に入っているのを実感しました。しかし結構アティの性別はバレバレだったんですね。クロセ先輩が最後にくれた言葉のようにまた先輩たちと再会出来たらいいですね。リキシス先輩のお国言葉が恋しいです(笑)負傷し視力を失った事で自暴自棄なネイトさんに対し、今度はアティがガンガン攻めてきたのが良い傾向です(笑)頑張れ、恋する乙女。2013/04/07
さら
6
久しぶりの新刊、しかも特装版小冊子つきと聞いて楽しみに待ってたのですが少し期待外れでした…。ゔーなんだか読みづらい( ；´Д｀)お値段高くなったうえでこの内容では購入は通常盤でもよかったと後悔。アティがついに退学してしまって先輩方を拝めなくなったのが少し残念ですが、サリアン様が口説いたりネイトさんがもみもみ暴走してくださったので糖分は摂取しました！次からはそろそろ進んでほしいなぁと思います。2013/02/24
しゃちおおかみ
6
だから表紙は王子と魔人なんだ？。ネイトさんはこの苦しみがなくてはいずれアティの手を取ることはないだろうから、まあ順当な展開といえなくも無い。ただ前巻より９ヶ月も開ける内容ではない気も。どんなにストレートに口説いても、泣き落としにかかってみてもダメそうですね、サリアン様。一人黄金の茨道（だっけ？）は可哀そうなのでどうにか良い人をと思いつつ、いかんせんアティとマデリーン位しか女子がいないよ、この話･･･不毛。特装版小冊子はただ登場人物名が彼らだけって代物で、正直これで＋５００円はお高い。普通に短編欲しかった。2013/02/22
