内容説明
平凡な大学生・篠里朝乃が頼まれたのは、人工人間「初音ミク」のフィールドテストだった。人間そっくりの「初音ミク」に戸惑いながらも、いつしかミクと心を通わせていく朝乃。だが、彼女には大きな秘密があることを知り―。
著者等紹介
cosMo@暴走P[コスモアットボウソウピー]
初音ミクブーム黎明期からネット上に作品を公開している音楽クリエイター。自身の投稿した作品の総再生数は2000万回以上。2010年にEXIT TUNESより1stアルバム「初音ミクの消失」を発表し、オリコンウィークリー6位を記録。楽曲内の奇抜で刺激的なストーリーが評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PSV
32
原曲は知ってます、好きです。だから、ちょっと期待しながら読んだんだけど、うーん、どうでしょう。ちょっと微妙かも。人間とロボットの恋物語、としてはベタなんだけど、これが初音ミクである意味とか価値とか、あるのかしら。まあ、ミク可愛いよミク、ミク可愛いよミク、だから問題ないけど(良いのか、それで)。うん、電撃文庫とか、文庫のラノベで充分なクオリティでした。 ★★☆☆☆2012/11/17
アカミネ
19
なるほどね〜2022/03/29
いりあ
19
ニコ動などで脅威の再生回数を誇ったcosmo@暴走Pの"初音ミクの消失"をベースにした小説です。本作を読む人は、少なくとも初音ミクというものがどういうものか知っているし、"初音ミクの消失"を聴いたことがある人がほとんどだと思います。でも、本作を読むのには、そういうことを一切知らないほうが良かったかもしれないなと読みながら感じました。どうしても今までの個人的なイメージがあるので、それがだいぶ邪魔をしてしまいました。内容は可も無く不可も無く、最近流行りの携帯小説みたいな感じでしょうか。2013/11/01
くろり - しろくろりちよ
16
同題ボカロ曲より。人間では完全に歌いきることが不可能、けれどもVOCALOIDという歌姫には一寸の狂いもなく歌うことが出来る曲…そう初めて感じた曲であり、その歌姫に作り手がどのような気持ちを持っているかを痛いほど伝えていると感じた曲。小説版では初音ミクは知能を宿すロボットとして登場する。「人はロボットを愛せるのか」という古くからのテーマをボーカロイドへ。曲以上のシンシパシーは残念ながら得ることはできなく、ありがちな甘い恋愛小説ではあるが、conMo@暴走Pの愛は詰まっていた。2013/05/16
むめ@テスト期間のためむふじょー
15
恋愛系のストーリーで以外だった2024/04/07