一迅社文庫
13番の魔符詠姫(タロットソーサレス)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758042987
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

世界が終わる刹那、謎の現象で並行世界へと転移していたキリクとその妹シエラは、常人にはあり得ない霧を操る異能の力を手にすると同時に、他人から血を吸わねば生きられない体質になってしまっていた。生きるために、夜な夜な霧を操り血液を集めるキリク。そんな彼の前に現れたのは、巷で続出する吸血鬼を追う現代の魔術師、13番目の魔符詠姫となったばかりの紅葉だった。互いを敵と知らぬまま出逢った二人だが、紅葉はキリクの正体に気づかずその人柄を気にいって自分の助手に任命してしまうのだが、キリクはいつ正体がバレるかと気が気でなく…。手島史詞が贈る伝奇ラブコメ最新作、ついに登場。

著者等紹介

手島史詞[テシマフミノリ]
第19回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

無銘

3
人の血を吸わねば生きられない「吸血鬼」になってしまった少年と、吸血鬼を狩る「魔符詠姫」の少女のラブコメ&バトル。紅葉のクールなようでいて実のところ超天然な抜けっぷりが可愛い。前半はコメディ的な楽しさが、後半はキリク達ヴァンパイアのおかれた状況のシビアさと、その中で見いだす彼の道が割とシリアスに描かれていて楽しめた。そして締めはちょっと命懸けでありながら実にラブコメしててナイス。これで完結なのは勿体ないので続きもあるといいなぁ。2012/05/05

クローカ

3
ライトノベル。現代異能バトルものラブコメ風味。素晴らしかったです。『黒の夜刀神』一巻が茶番じみて見えたために不安でしたが、こちらは名作と言っていいでしょう。一迅社ブログで事前に告知されていた『僕なりにテーマを考えてみたまどかマギカ』という言葉通り、設定やキャラに影響のほどがうかがえるものの、キッチリと消化した上でオマージュまで入れてみせる余裕は最早ベテランの域。彼の描く青少年(あえてこう書きたい)は青臭くて良いですねー。続刊があるのなら逆井先生の処遇をどうするかで評価が変わると思います。期待。2012/03/03

古槍新垢

3
手島史詞から感じるベテランオーラが既にやばい。富士見やMFからちょうどいい作家を引っ張ってくる一迅のセンスには負けるぜ。2012/02/19

なりた

2
マルクの人の新シリーズ。無事ニ巻の発売も決まったようで。これまでの作者さんのお話の中では一番すきかも。キリクとクレハの距離感がよい。正体ばれから最後までの展開も。まだ謎というか色々と決着もついていないし続きが楽しみ。後書きにあった部活ものって一乃さんのことではなくて、一迅社でもあったのかな。イラストは表紙よりカラー口絵の方がいいと思う。★★★★★2012/05/05

alleine05

2
互いを敵と知らぬまま出逢った二人が一緒に行動することになって……というストーリーなわけだけど、敵対しなければならない理由付けが弱い。他にもいろいろ練り込みが足りない気が。2012/03/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4650186
  • ご注意事項

最近チェックした商品