一迅社文庫 千の魔剣（サウザンド）と盾の乙女（イージス）〈５〉

川口 士【著】

一迅社（2012/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 318p／高さ 16cm
• 商品コード 9784758042819
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ガーリャの戦いを生き延びたロックたちは、武器を喪い放心状態のナギの新たな魔槍を探すため、大図書館を擁する学術都市ベアルフェルを訪れていた。古代の文献を調べ、ガーリャで共に戦った魔剣使いファーディアの情報通り太陽神ルーの槍が実在すること、砂漠の廃墟都市ゴリアスに存在する可能性が高いことを知る。初めての砂漠に戸惑う一行は、砂漠案内のプロを雇うことにするのだが、紹介されたのはグラーニャというエリシアよりも豊満な胸と成熟した艶美さを併せ持った美女で、なぜか彼女はロックにときどき過剰なまでの好意を向けるため、エリシア、フィル、ナギは気が気ではなく…。正統派ファンタジーの気鋭、川口士が贈る魔剣ファンタジー、新展開の第五弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yobata]

フィンヴィラとの戦いで愛槍が壊れてしまったナギの新たな槍の手掛かりを求め一行は学術都市ベアルフェルへ。その大図書館にて砂漠に眠る古代都市に光の槍が存在する可能性を突き止めた一行は砂漠のプロ・グラーニャと共に古代都市を目指すも…。父から譲り受けた愛槍を失ってしまったことで、騎士という存在意義すら思い悩んでしまうナギに、"家族"として彼女の槍を入手するために全力で臨むロック達と、仲間の絆がより深くなった回なのかな？しかしそれに伴いロックを巡る恋愛模様もだんだんと盛り上がって来て男女パーティが陥りやすい→

2016/10/04

[メロリン＠5月は再読強化キャンペーン！]

今巻ではナギの新たなる槍を求めてベアルウェルへ。そこで知り合ったグラーニャと共に砂漠の廃墟都市ゴリアスへ。今回の戦いはバジリスク戦がメインといっていいほどにアヴァータが空気でしたねｗｗ相変わらず１つ１つの描写が丁寧でとても読みやすかったです。

2013/12/15

[びゃく]

図書館。ナギの新たな魔槍を求めての巻。現地妻がちゃくちゃくと増えているのは気のせいですかロックさん(笑)　他、ロックが呪いに対抗するため新技編み出したりして、物語も順調に進んでいるよう。今回は武器を失って不安定になるナギが一番可愛かったかな。

2013/08/20

[珈琲好き]

ナギ回とか誰得

2015/02/15

[F.ｋey]

あとがき曰く第二部開始らしいです。焦点はそれぞれのパワーアップかな？本編は変わらずファンタジーらしいファンタジーですね。今回は特に冒険譚・RPGのシナリオを読んでるみたいで楽しいです。肌色要素（というかラッキースケベ。ロック爆発し(ry）が少し多めだった気もするけどご愛嬌ですかね(笑)エリシアの相変わらず素直じゃない揺れ動く心情にニヤニヤ。

2012/01/01