一迅社文庫
閃弾の天魔穹(サジタリアス)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758042796
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

分厚い灰色の雲に覆われ、天を支える柱のごとき精霊の塔がそびえたつ大陸「パッチワーク・グラウンド」。無差別に人々を襲う「妖霊」と戦うべく、ウィンビーク闘士養成学院で闘弓士の修行を続けるアルクと学園きっての英才サーシャは、ある夜、塔の一本から地上に落ちる強い閃光を目にする。閃光の落ちた先に倒れていたのは、弓精霊の少女スザク。この世界に迫る世界の危機を退けうる力を持つスザクにより弓を託されたアルクの冒険がここに始まる。早矢塚かつやが贈る、本格ファンタジー第一弾。

著者等紹介

宅塚かつや[ハヤズカカツヤ]
ライトノベル作家。1988年4月15日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハロサイ

2
空から落ちてきた天眞弓の精霊スザクから、アルクは精霊を妖霊に変える魔星が再び地に堕ちようとしていると聞く。地方領主の子アルクは愛する妹を王の妾にされ、支配体制を変える野望を持ち学院に入るも静物射撃が下手で落第が確定していた。スザクに請われ契約し、サーシャを剣使いとし魔星を滅するため学院を出てるが、サーシャが王女のひとりと判明し分かれてしまう。妹は2巻以降としても、静物射撃苦手な事に意味は薄く、スザク因縁の塔で障害なしとか、細かな表現なども丁寧さを欠く。ただ設定にポテンシャルを感じる。[☆☆☆--]2012/08/09

白矢

2
もったいない。単巻ではなく全3巻…だと間延びするかもなのでせめて上下巻ぐらいでやって色々と掘り下げてほしかったです。せっかく魅力を感じるキャラが多数いて面白そうな設定なのになんといいますか本編を見ずに総集編を見せられているようなかんじで話の流れは分かるけどただそれだけ。描写が足りなさ過ぎて物足りなさが残ります。なんとかならなかったんでしょうかねぇ。2012/08/07

尚侍

2
主人公がなにをしたいのかがよくわからなかったので、最後まで物語に入ることができなかった。故郷に闘弓士の養成機関を作るためというのが最初の目的のはずなのに、試験に落ちる意味がよくわからないし(実技が苦手ならなぜ座学を努力しないのだろう)、動いているものに対する射的は誰にも負けないという設定も生きておらず、主人公の気持ちや行動原理がまったく理解できなかった。妹を取り戻したいという気持ちも中途半端で、お前は本当に本気なのかと何度も尋ねたくなった。アンネローゼを取り戻すためにラインハルトはあそこまでやったんだぞ。2012/07/29

佐治駿河

2
終盤は展開を急ぎ過ぎている。「早矢塚かつや」さんの作品はそこそこ好きなモノが多いので、ちょっぴり残念。しかしMF文庫の「死神ナッツと絶交デイズ 」はかなりの秀作だと思いますので、「早矢塚かつや作品」を楽しむならば、まずは「死神ナッツと絶交デイズ 」をお薦めします。2012/07/30

はなぶさ

2
主人公大好きな無表情毒舌メイドさんとか、主人公が能力を使った際の反動とか、最近のラノベでよく見るパターンだなぁと。特に後者は1冊で何度もやられるとうんざりしてしまう。妹のポジションなど、シリアスな部分では光るものもあるのですが……。2012/07/23

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