内容説明
男として、全寮制の男子音楽学院に入学したアティーシャの目的は、父親の形見の楽譜を探すこと。憧れの王子様・サリアンに誘われ、彼の大叔母がいる修道院で冬季休暇を過ごすことになったアティーシャ。彼女が女の子だと知っているサリアンは、修道女姿のアティーシャに甘く言葉を囁いてくる。王子の護衛でフティーシャの同室でもあるネイトは、そんな2人の様子に心穏やかではいられず…!?男装乙女の男子音楽学院ライフ第10弾登場。
著者等紹介
本宮ことは[モトミヤコトハ]
講談社X文庫『幻獣降臨譚』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
16
王子様アタック!・・・怖い(笑)。ようやく、アティが自覚したと思ったら、ネイトさんは後退しているし~ここは、もっと何かが起こらねばならないか?う~ん、次を待つ(涙)。2011/08/22
葉月たまの
14
サリアンさまが本気><。凄い本気だった><。今回はサリアンさまとネイトさんしか殆ど出番なかった><。他のメンバーの出番なかった><。残念><。もっと色んな男の子との絡み見たかったのに><。徐々に大団円に向かって近づいてるんだね……。あと、今回はミステリーテイストだったから、ちょっと怖かった><。と言うか、アティーシャ、全然馬鹿じゃない! 名推理、名推理! 頭いいよ!2014/10/20
サラ
13
王子がとにかく攻める攻める!サリアン好きなので嬉しかったけど…ついにアティが自分の想いを自覚。本格的に三角関係に発展しそう。深夜に読んでいたので一角獣が黒く染まるシーンはぞっとした。いよいよ血なまぐさくなってきたな~!2013/09/15
しゃちおおかみ
10
サリアン様、期待の展開!。でも身の丈を本能的に知ってるアティは絶対振り向かなさそう、(てかやっとの自覚でそれどころじゃないよね)・・・それでもサリアン様はやってみる、ネイトが揺さぶられて変わってくれてもアティがほんとに寵姫になってくれても、やった甲斐はあったというもの。事件の真相も次回持ち越し、今回待たされた分、次回を早くお願いしたい。 口絵のネイトさんの持ってる花束(てか、花)はライラックかなんかですかね?。2011/08/21
U
9
王子がなんか恋に狂っちゃった人みたいだよびっくり! アティの自覚からはわりと乙女な感じでした。ネイトさんはもう本当何なのーってくらい色々惜しいね! タイミングとかね! それにしても王子、アティの気持ちは無視なのかしら(笑)。シリーズ通してずっと弟くんまた(といっても序盤だけでしたが)でてきてくれんかな、とじりじり待っていたりするんですがこれ最後までないんでしょうか……。とりあえず一番マトモな候補さんはリキシス先輩だなぁとしみじみ思った巻でした。2011/08/23