内容説明
砂漠の民の花嫁の衣は、朝焼けの空の薔薇色。神に愛されし娘は特別な力を持つ―。婚礼に向かう花嫁一行を護衛するはずが、身代わりの花嫁を護衛することになってしまった傭兵・セルツァ。護衛する内に、花嫁・ディンドゥルの従者・ティサが少女でありながら、男の振りをしていることに気付いてしまい…!?何者にも囚われなかった青年が一途な瞳に囚われたとき、止まっていた時が動き始める。花嫁とその従者、傭兵が織りなす運命の恋。
著者等紹介
本宮ことは[モトミヤコトハ]
講談社X文庫『幻獣降臨譚』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
12
結局、苦労人なセルツァ(笑)。ちょっと意外な感じのティサですが、そこがいいのでしょう。その後の続きもぜひ読みたいです!2011/06/12
さなだ
12
イラスト買い。前作と繋がってるんだな!ファーラとダリオンの世話焼くセルツァがヨシ!しかし…ティサとセルツァの展開が急で、ちょっと待ってもう少しゆっくりお願いします! 迎えにいくとこ読みたかったな。次にこのシリーズで出たりするのかな?2011/05/24
七海華
10
横文字の名前は苦手で、ファンタジーも好みではない私。訳あって手に取ったのですが、思っていたより読みやすく、面白く読めました。ファーラとダリオンの、中学生の初恋のような初々しい感じがとても良かったです。ティサには、ちょっと魅力を感じないかな。ファーラとダリオンはどうなったの(@◇@)という終わり方で、もやもやしておりましたが、先に二人のお話があったことを知り、そちらを購入。その後が気にならないわけではありませんが、とりあえず出会いを堪能したいと思います♪2014/02/28
ゆん
9
前作のその後も気にはなっていたから、今回二人の進展のなさぶりには笑ってしまった。セルツァも苦労するなぁって思ってたけど、後半違った意味でまた苦労してる…。そうだなぁ、テイサとの交流をもうちょっと読みたかったかな。作者もなかなか書き進められなかったとの事だし、ぜひ「その後談」あたりをお願いしたいかな。2011/05/30
水無月@更新停滞気味
8
セルツァまさかのロリコ…ごほん。何でティサに惚れたのかよくわからんかった。純真押しに弱いの?結局セルツァの過去は明かされなかったし。気になるなぁ…。題名の『荊姫は嘘をつく。』っていうのもなんか合ってない気がする。なんか嘘ついてたっけ?性別か?とりあえずファーラとダリオン出てきたのは嬉しかった。二人を見守り後押しするセルツァがホントいい男だよ。最終的にちゃんと二人のところに戻るとわかって安心。このままティサと二人放浪へ…とかならなくてよかった。個人的にはヤワンとの煙草の挿絵がベストショット(⇦そこ?)。2011/06/24
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