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内容説明
突然の異常気象と異常な酸性雨により、多数の被害者を出し地獄絵図と化した東京。女の子っぽいとよく言われる「春歌」と、幼馴染の女子高生「季南」はかろうじて難を逃れるのだったが、彼らの前に地獄から現れたとしか思えない奇怪な生物が次々と現れる。怪物に襲われ、次々と死んで行く人々。この世界はどうなってしまったのか、そして地獄の蓋をあける七人の天使の正体とは。黒史郎が贈る、最新パニックホラーがついに登場。
著者等紹介
黒史郎[クロシロウ]
メディアファクトリー社の第1回『幽』怪談文学賞にて大賞を受賞、デビューした新鋭ホラー作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
64
『黒水村』続編。前作の閉鎖な村から舞台は代わり、地獄は遂に都内へと。パニックホラーとしては登場人物が限定されている為かこじんまりとした感じですが、起きている事は途轍もなくスケールがデカい。ちょいちょい笑わせてくれる某映画の魔道士達の様な魔物の成り立ちがいいです。『黒水村』から読んでいればこその笑いや感動もあり、その辺はツボを付くのがやはり上手い。前作同様軽いノリに誤魔化されそうだけど、よくよく考えると壮絶且つ凄惨な暗黒ホラーでした。2017/11/07
miroku
13
盛り込み過ぎて分量不足になってしまった感じが残念。2013/11/10
MarsAttacks!
7
都市パニックホラー!起きる現象は、グロテスクで理不尽で容赦ないが、登場人物たちの描き方が、甘いというか物語に合っていない。ホラーでラノベというのがネックになっている感じ。内容・展開そしてラストともう一つ足りない感じがした物語でした。2013/08/30
そのぼん
3
いわゆるパニックホラーの作品。描写もグロかったですが、全体的な雰囲気が軽い感じだったので、悪くなかったです。2011/07/20
とうか
1
まさかの前作「黒水村」と続いてたとは…。凄く良かったです♪都市パニックホラーというゲームなんかではお馴染みな舞台。逃げ惑いながらもなんとか現状を解決しようと足掻く主人公達に待っていたエンディングとは……!!前作に登場していた竜島君が出てきてくれたり、随所にちりばめられてるクトゥルフワードといい個人的好みのツボを押してくれてるだけにこの薄さだけが残念過ぎるというか。もちっと厚い作品として読みたかった!!そして、是非とも続編欲しい!!2013/08/01




