内容説明
戴冠式のさなか、密室で胸を刺された次期法王が発見された！凄腕のハンターだった過去を隠し、セレスの街で妹と平和に暮らすルークは、金の瞳をもつ謎の美女・レイリアと出会い、彼女と共に事件に巻き込まれることに…。金の瞳の女神像に見守られる街で、事件をめぐり人々の想いは交錯する。事件を追う二人を待ち受ける驚くべき真実とは…！？葉山透の人気シリーズがついに完全版で登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
51
この本、もともと富士見ミステリー文庫での刊行だった。だから実質22年以上前の作品ということになるけれど、古さはほとんど感じず。異世界ファンタジーなれど今どきのラノベファンタジーとは感触が違ってまるで洋画を見ているみたい。キビキビとしたスポーティーな作風は野暮ったさがない。特に元ハンターのルークと謎の女レイリアの掛け合いが楽しい。活劇調ではあるが芯には密室トリックがあり、どう解いていくか？という趣向が凝っており二転三転する。最終的にルークはハンターに復帰、さらなる冒険が期待できそう。シリーズを追っていこう。2025/04/29
みどり
7
読む順番すら適当だったが。残り2冊はちゃんと順番通り。 そうか、最初は富士見ミステリだったんだよなぁ、ちょっと懐かしく遠い目になる。 2020/07/05
みどり
4
１０年近く前の、それも復刊ものだった。出てきたから、読んでる、という最近のパターンである。9Sはずっと追っかけてて もう出ないんだろうな～と諦めてはいるのだが、その他のミナトとかもこの作者さんにはお世話になっているがこれがデビューだったか。３巻までは家にあるのでとりあえず読む。 肝心の内容については、古き良き時代のラノベ、である。2017/05/06
nas
3
もう20年以上前の作品だけど今見ても面白いなぁ。キャラの魅力は強い2025/05/26
S・シルバー
1
富士ミス版も含め何度目かの読み返し。魔法を初めとした超常能力がないファンタジーというのは珍しい。2013/06/29
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