内容説明
小説家、脚本家、映画監督、演出家、俳優、すべてのパフォーマー必携!
舞台で表現を輝かせる、キャラクターに動きと感情を生み出すための、リアルもフィクションも役立つ「動作表現」に特化した初めての類語辞典!
役を演じる際、または登場人物を動かすために役立つ、「動作表現」の類語辞典です。ある動作に関する一つの動詞から、ほかの複数の動作表現を検討することができ、人物の「動き」のボキャブラリーを広げることが可能になります。
本書は、演技の世界で広く採用されている「アクショニング」という方法論(スタニスラフスキー・システムが起源)の要となるアクション動詞(ほかの誰かを相手にして行う、感情と身体表現をともなった他動詞)1763語を類語辞典という形式にまとめたものです。アクショニングは、台本の台詞一行一行に目的を割り当てることで、演技に豊かな幅と正確さをもたらし、感情のやりとりを形容詞ではなく動詞によって充実させる効果があります。
本書を活用することによって、俳優の演技には次から次へと自然につながる動きが創出され、また物語創作者にとっては登場人物の感情と動きを生き生きと展開させるための大きなヒントを得られるでしょう。
映画、演劇、小説など、人物が織りなす物語世界において主要な1763項目のアクション動詞を総覧し、類語の置き換える可能性によってさまざまなバリエーションを試すことのできる、表現者と物語創作者にとって非常に有益な1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てらさか
1
類語辞典としてもよし、動作から話を動かすにもちょうどいい。本棚において置きたい本。2021/04/11
たけとり
1
動作に特化している分、他の言い回しを探したい時に便利2020/09/28
がっちゃん
1
稽古の際に必携となる一冊(になると思う)一つの台詞を多角的に解釈することで幅が生まれる。キャッチフレーズやPR文を書くときの参考にもなりそう。2019/08/03
ロム
0
動詞辞典、非常に助かる。それぞれの動詞がカテゴライズされている。日本ももっとこういう辞典出してくれ……2024/08/15
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