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内容説明
「幻想症候群」。それは、ごく一部の人間のみに発症し、その深層心理にある願望や恐れが現実になる謎の現象。秘められた幻想が現実になることで、少しずつ崩れゆく世界。そして創造されていく美しい幻想世界。人生の喜びと悲しみ、そして終わりと始まり。あなたの真実は見つかりましたか。
著者等紹介
西村悠[ニシムラユウ]
「二四〇九階の彼女」(電撃文庫)にて第5回電撃hp短編小説賞銀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
24
2回り目。世界設定も良いし、話としても良かったと思う。2014/07/05
吉野ヶ里
7
世界観設定がとても好み。短編一つ一つも読みやすくて楽しかった。『夏休みの終わり』が一番好きだったけれど、締め方は気に入らない。死んだところで終わりでもよかったんでないのかしら。全体としてもっと世界観を活かせれば傑作だっただろうに。惜しい一冊。水物。2014/07/02
めぐ
4
個人の夢や願望が現実を侵食する奇病に侵された人々に纏わる連作短編集。無限回帰エンドロールは完全にホラー小説、それもかなり怖い。空を飛ぶクラゲと空を飛びたい少女の夢が幻想的な遥か遠くの夏が好み。そして人々の破滅願望が具現化され終焉を迎えた世界に生き続ける機巧少女が切ない。全体的に雰囲気や世界観が美しく刹那的で長い夢から覚めた後のような不思議な読後感。これは当たりだったかな、だいぶ好き2022/02/19
ソラ
3
【整理・再読】2021/07/24
ソラ
3
読書メーター登録前に読んだ本。感想は2014.7.5にて2008/07/28