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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いわし
27
「私たち二人の恋愛小説を書いてよ」クラスの誰とも話さない星川雫は、誰にも読ませるつもりのない小説を書いていた。でもそれを、クラスで人気の明るい女の子、朝香夏織に読まれてしまう。共通点なんてないって思ってたのに、お互い小説が好きで、二人で出掛けるのが楽しくて。この時間が続けばいいのにと願うほど、光が遠ざかる感覚が微かに残る。過去の後悔に押しつぶされそうになっても、今困難に絶望しても、『聲の形』のように向き合って、『四月は君の嘘』のように通じ合う雫と夏織。二人で綴るうたかたが、いつまでも消えませんように。2025/05/26