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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
幸音
5
パートナーをやりたいのを知っているのにリーダーをさせていた、ききじゃなくて自分の気持ちを優先させていた紫苑がそのことに気づいて自己嫌悪に陥り、自宅じゃなくてペアのモナの家に。親は心配してないのか?モナ、意外と情に厚いというかあそこまでストレートに感情をぶちまけるタイプなんだ。ききの憧れの姉・灯希が実家に。自分が嫌いなききへ理想的な姉として送った言葉が枷になっているのを知った灯希。灯希が「ききが羨ましい」と言ったことから姉の意外な真相が。みちると話せないまま終わるかと思ったから、表紙の2人になって良かった。2024/12/22
コリエル
5
前回のラストがあんな形だっただけに、この巻でみちると話し合うことが出来てホッとした。理想とするなりたい自分でなくても、自分で愛してあげられない自分であっても、そんな自分の価値を認めて好きになってくれる人もいるのだという気付きが良かった。紫苑とモナが気持ちをぶつけ合えて本当のパートナーになれたところも、紫苑がききに想いを伝えられたところも全部良かったな今回。2024/12/17
Reticle
1
完璧でない人間でも,より完璧に見える他者に憧れや愛といった感情を向けたり,自身の願望を一方的に投影はできる。しかし,その感情を向けられた方も,自身を自ら愛するに値する人間だと思っていなかったら。そんな「自分を好きでない自分」は,他者に自分の感情を向けるに値するか。逆に,他者が自分に向ける感情を受け止めるに値するか。登場人物が皆一様にもがき苦しみ悩みながら,他者との関りの中で辛抱強くこの問いへの答えを探す。苦闘の先に,自身に感情を向ける他者と,そして自分自身への愛という光を見出す,自己肯定の物語と感じた。2024/12/21
吉野茉莉
0
二人の関係も修復、先に進み。紫苑とモナもみちるとききとは別な方向の関係が進み。2025/01/11
クロノ@アル中
0
理想2024/12/28
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