ＨＯＷＬノベルス きさらぎ異聞―ＮｏＶｅｌｉｚｅ 猿夢・くねくね

木古 おうみ【著】/ｘ０ｏ０ｘ＿【原案】

一迅社（2024/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 244p／高さ 15cm
• 商品コード 9784758026079
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ある日、月野は小さな猿達にクラスメイトが生きたまま解体されている夢を見る。それは都市伝説「猿夢」に酷似しており、夢の中で殺された人間は現実でも亡くなっていた。毎晩一人ずつ級友が殺される夢に恐怖し、月野は怪異を殺す少女、猿から逃げ延びた級友と共に「猿夢」の原因を探っていく。そして辿り着く、救いようのない真実とは…？「猿夢」の他、短編「くねくね」を収録したホラーオムニバス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[水無月冬弥]

ホラーなので購入。いやあ、都市伝説を絡めてきているけど、人の悪意を込められていたところもあって、僕好みでよかったですね。都市伝説キラーの少女もいるけど、いろいろ制約がありそうだし、そういう縛りがまたいいですね、次巻も期待です。

2024/02/05

[微塵子大魔王]

都市伝説とかのホラーオムニバス。曲ありきの作品なのか、漫画の補足の役割を担っている作品なのか分かりませんが本作だけで見た時にあまり魅力を感じませんでした。猿夢の時点で既に月野は特別で都市伝説を追う側になっててサポートキャラの青髪少女がいる。ホラーを押し出すのではなく、なぜこの都市伝説が発生したのか推理していく方にフォーカスしてるのに仕組みを理解する情報がネット掲示板にある。月野が自分だけ安全圏にいるように思えてならないんですよね。そこが猿夢の謎を解く鍵になっているのは良かったです。

2024/09/07

[niz001]

で、ノベライズ読む。月野さんエピソード１？猿夢がかなり気分悪い。

2024/01/27

[久利大也]

現実となったネットロアの渦中で、違和感を手繰り作為を探す話。 バールで怪異殴り飛ばす美少女も出てくるけど、彼女はどこまでも第三者。どっぷり巻き込まれて逃げ道を探すのはあくまで主人公というのが良かったですね。絶妙に頼れない感じ。 描写の怖さというよりしっかり後味が悪いのにホラーを感じました。 あ、原案の曲は聞いたことなかったので聞きに行こうと思います！

2024/06/12

[かぐつち]

作者買いしたので元の曲もコミカライズも知らないのですが、コミカライズの前日譚らしいです。原案者コメントが怖いよ〜。今の日本はかわいそうはかわいいブーム。ホラーなんだけども湿度のない乾いた文章だな〜と思っています。

2024/02/04