内容説明
今日も期限切れのおにぎり片手に、失せ物探しの霊能力を活かした占い稼業に精を出す鞠子。そこに、数ヶ月前の事件で知り合った美男子高校生・令が訪れる。クラスメイトの敦彦がなくした大切なお守りを探してほしいと頼まれ、占ってやると、それはミョーに見覚えのあるオンボロ木造の―鞠子と同じアパートの一室で見つかった。しかし、そこに住む俳優志望の青年・衛は、拾ったお守りをなぜか頑なに返そうとせず…!?鞠子と令のソウルメイトコンビに、隠れオカルト君と霊媒役者が新規加入。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
灯花
1
懐かしい。面白かった!
弓月紺
1
今回も面白かったー。若干鞠子以外女子がいなくて寂しかったけど、みんな個性的で失せモノ探しを基本にしながら降霊までやってしまってさらにオカルトチックになってた。しかし惜しむらくは、続刊が出ていないこと…orzう、打ち切りですよね…悲しい。小川さんの話好きなんだけど少女小説では受けないのかなあ…2010/08/30
澪
1
失せ物探しから再び幽霊騒ぎに発展していく今回。前作の2人に加え、実はオカルト好きの敦彦、霊媒体質の衛が新たに加わりチームとして除霊に乗り出します。キャラクターが増えたことにより、話は広がると思いきや、意外とこじんまりとした世界で展開されています。が、逆にごちゃごちゃしていないので読みやすい。恋愛に発展しそうで発展しない令と鞠子も少しずつ近づいているのが伺われて微笑ましいのも確か。全体的に恋愛要素は薄い作品ですが、それがいい味を出しています。
ベーグル
1
小川さんの文体からは、この手のジャンルの方が似合っているように思えます
とりの
1
意外と面白い。2008/05/28