ビームコミックス コーヒーもう一杯 〈４〉

山川直人

エンターブレイン（2008/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 210p／高さ 19cm
• 商品コード 9784757740891
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[吉田あや]

山川さんが幼い頃の父と銭湯の話が印象的だった4巻。母と入っていた女湯から父との男湯に変わる時期の話は、私も保育所の頃毎日銭湯に通っていたので似通った思い出があり、亡き父を思い出して心の奥がじんわりと切なく温かくなった。お風呂上がりのコーヒー牛乳の記憶はきっと幸せな思い出と共に脳内でかさ増しされているだろうけれど、二度と味わうことのできない至福の珈琲は格別に美味しい。そして猫探しで一流のハードボイルドな探偵登場。猫が導く「珈琲猫丸」のコーヒーは、少しぬるめ。ああ、猫舌。

2021/11/17

[り こ む ん]

カフェでなく喫茶店って表現しているのが、いいな。昭和な人間だからだろーか(笑)鞄の中がお気に入り。私も魔法瓶(水筒)に珈琲いれて、ほぉ〜としようかな

2013/11/01

[春風のぼる]

所収の『鞄の中』が好きで、これを時々読みたくなる。もちろんコーヒー持参しています。僕はレコードが好きだけど、CDもいいなあと思うシーンがある。

2016/05/09

[majiro]

これまでの路線に沿って、かる〜く文学入れちゃったりして・・・でも、「探偵物語」で、かなりのキャストが再登場しちゃったりして。エンディングに駆けて行く感じなのかなー？

2016/03/29

[ばー]

淡々とした哀愁。画を眺めているだけで切なくなる。日々の雑感が描かれているだけなのに、何故こうもこちらの心に迫ってくるのか。静かな場所で読む漫画。

2014/05/06