内容説明
『キラー7』や『ノーモア★ヒーローズ』など、独特な作風で知られるゲームデザイナー須田剛一氏と、洋ゲーという大海原にマスクひとつで泳ぎ出る謎の洋ゲー冒険家マスク・ド・UH氏がお送りする、週刊ファミ通の人気連載が、ついに単行本化。これ1冊で、海外ゲームの歴史と秘密がみるみるわかる。
目次
洋ゲーとは?
レーティングについて
洋ゲーを遊ぶには?
洋ゲー入手方法
洋ゲーメーカー白書2008
『グランド・セフト・オート』
『モータルコンバット』
FPSと戦争
アメリカ産シネマゲームの歴史
アメリカン“過激”スポーツゲームの系譜〔ほか〕
著者等紹介
須田剛一[スダゴウイチ]
グラスホッパー・マニファクチュア代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
嫌い屋
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単にゲームの紹介にとどまらず、アメリカでの文化的背景などを解説していて非常に面白い。2013/09/01
たたみ
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洋ゲーだけでなく、洋ゲーの国、アメリカそのものを解説してて、大変面白かった。SUDA51の各章〆の比喩が好きwww2012/03/10
c
0
洋ゲーは、「GTAⅢ」から入って360を買ってというライトユーザーなので、どのテーマも興味深く読めた。特に「洋ゲーで語るベトナム戦争」の章は白眉。ベトナム戦争のゲームが大量に制作されたのは、グラフィックの向上ももちろんだろうが、その同時期に9.11を端緒としたアフガン戦争もまた泥沼化している。「俺たちはどこで間違えたのか?」町山智浩のコラムで扱われそうなテーマだ。あと、「仁義なき戦い」のゲーム化は「GTA」オマージュの箱庭で、是非。2010/10/21
とんび
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対談形式なので読みやすいが、つまみ食い的な本ではなく、整理された歴史を読みたかった。この二人はまだ洋ゲー=クソゲーという上から目線が感じられる。本そのものはアメリカ事情も少し分かって面白い。2009/01/02
辰城
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日本のゲーム業界はガラパゴス諸島のようなものってのは面白い。2008/09/28