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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
国士舘大学そっくりおじさん・寺
72
僅かな短編のあとで、『ナルミさん愛してる』シリーズがたっぷりと。ナルミさん(妙齢の女性)の前の彼氏がUFOキャッチャーで取ってくれたぬいぐるみ・ドミノ。今は恋人のいないナルミの独り暮らしを見守っている。ドミノはナルミさんという女性を愛している。そんなドミノとナルミさんの日常。私もドスケベのくそジジイだが、ドミノの気持ちはよくわかる。決して越える事のできない垣根のある相手への愛情は、ドミノと同じぐらい純情で紳士的なものである。一挙手一投足に一喜一憂され、相手の幸せしか願わないものである。男は案外こうなのだ。2019/09/02
nemuro
51
根室時代の2007年6月、地元の「伊沢書店」で『葉桜の季節に君を想うということ』(歌野晶午)、『みんな元気』(舞城王太郎)などと購入。当時、山川直人の『コーヒーもう一杯』(全3巻)を取り寄せてもらっていて「私のために先取りで注文してくれたようで、念のため1カ月ほど様子を見た末の購入」など(写真も添付できず)文字だけのブロブ(ジュゲム)に投稿していて懐かしい。「ナルミさん愛してる」(全35話)と短編が3編。16年の時を経て、たぶん初読。「漫画界の吟遊詩人が大切に奏でたささやかな愛の小曲集」がジワリと沁みる。2023/07/21
白い駄洒落王
19
就寝前に読了。ぬいぐるみ視点の物語。傍観する愛というのもなかなかオツです。2014/01/31
kei-zu
18
最近彼と別れたばかりで、おとなしめの性格のナルミさん。彼女が語りかけるのは、別れる前に彼がクレーンゲームで取ってくれたぬいぐるみでした。ぬいぐるみは、「ナルミさん、愛してる」とつぶやくが。 そっと気持ちが暖かくなる連作集。他に短編2作。2023/03/21
magurit
12
これは、涙無くしては読めない……。2022/09/06