出版社内容情報
I編集長の“井上プロレス”は死せず!!
内容説明
プロレスという“底が丸見えの底なし沼”に生涯を捧げた男―!!嵐山のほとりで、街の喧騒の片隅で、プロレス者の集う喫茶店で、鬼の棲む公園で―プロレスを思考し続けた哲人の凄味。
目次
第1殺 喫茶店トーク傑作選(幻の喫茶店トーク;“殺し”とは何か?;嵐山哀歌トーク ほか)
第2殺 井上小説(昭和のプロレスとは何か?;『紙プロ』という名の公園;アボジの空)
第3殺 kamipro Hand特選集
第4殺 井上義啓とは何か?(金沢克彦;水道橋博士;ジョン・コロシ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンシロウ
3
★★★★☆
月光密造者
2
プロレスという「底が丸見えの底なし沼」にどっぷり填った井上義啓の追悼本。活字プロレスが産んだ傑物。読み応え十分2011/03/01
湘南☆浪漫【Rain Maker】
1
2006年にお亡くなりになった元週刊ファイト編集長、井上義啓さんの追悼本。 活字プロレスなるものを世に生み出した元祖。 自分もファイトを読まなかったら深くプロレスを語ることも考えることもなかった、と言える。 プロレスは底が丸見えの底なし沼…名言。2024/03/31
anken99
0
週刊ファイト名物編集長のI編集長こと、井上義啓氏の追悼本。24時間プロレスのことを考えていた、はまさに名言であり、氏の生き様を感じずにはいられない。読むプロレスを広めた氏を追悼する一冊だからこそ、その影響を受けた諸氏がじっくりと読ませてくれる。2016/11/06